残りの体力を振り絞り
わたしは立ち上がろうとしたが
その言葉が聞こえたのと同時に
女の子の手によって、
叩きつけられるわたしの体。
女の子の言葉と同時に、
わたしの体に男達の手が襲い掛かった。
男「可愛いがってあげますね?笑」
抵抗しようとしても
体力が残っていないせいで何もできない。
力を振り絞って抵抗しても
やっぱり男の力にはかなわない…
男「ヤバいな…」
男「抑えきれねー」
その中の男の1人がわたしの首筋に顔をうずめた。
そして、
はるくんの時とは違う
気持ち悪い感触がわたしの首筋に走った。
男「まずいことしちゃったかな?」
どうしてこんな事するの?
わたしの目からこぼれる涙。
もう、はるくんの前に行けない…
こんな汚れた身体じゃ…
はるくんは、わたしのこと嫌いになるに違いない
男「泣いても無駄です。」
男「そういう涙って、誘ってるとしかとらえられないですよ。」
男はわたしの腕を押さえつけ、
わたしの胸にたくさんの印を付けた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。