第68話

お邪魔します
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2020/12/20 11:33
はる
はる
俺の家着いたら
合鍵で入っておいて??
迎えに行けないけど…ごめんね??

仕事終わりスマホを見ると






15時くらいにはるくんから〇〇NEがきていた。
mirei
mirei
了解です
大丈夫。会社から意外と近いから笑
そう。はるくんの家とわたしの会社が近かった。






会社のロッカーに入れてある






キャリーケースを持って






はるくんの家に向かった。








もう時刻は19時。





19時半前くらいに、はるくんの家に到着。

ガチャ
美麗
美麗
お邪魔します…。

おそらく誰もいないであろう家に




そう言いながら入った。

てか、部屋が片付けられ過ぎてて…




わたし、何もやることない…






あ、ご飯とかいつもどうしてるんだろう…



わたし…はるくんと付き合い始めて





だいぶ経つのに…





意外と知らない事がまだまだあるんだなぁ…




わたしは、はるくんに〇〇NEをした。
mirei
mirei
お疲れ様です。
はるくんは、ご飯いつもどおしてる??
キッチン勝手にお借りして良ければ
何か作ります。
美麗
美麗
よし!!返事くるかなぁ…

そこから3時間くらい待っていたが





一向に返事はなし。





それもそうだ。きっと忙しいに違いない。
美麗
美麗
ふぁ〜…

思わず出たあくび
美麗
美麗
う〜ん…なんか…作っちゃおうかな!

うんうん。



別にいらなかったらわたしが明日食べればいい話!

自分自身で気合を入れて、




はるくんのために晩御飯の用意。


美味しいって、




いってくれるといいなぁ〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



大我
大我
はる!はやくはやく!
達也
達也
はる!遅いぞ!
晴人
晴人
ちょっと待って?
今向かってるのって俺の家やんな?笑
なんで、2人が先頭を切ってるの?笑
てか、来ていいってOKした覚えないけど笑
達也
達也
まぁまぁ笑
今日はなんと言っても美麗ちゃんとの
新婚初日やろ?笑
大我
大我
あ、そうじゃんそうじゃん笑
晴人
晴人
なんや、笑、新婚って!
恥ずかしいからやめとけよ笑
3人でエレベーターに乗った。
達也
達也
あ〜…もう2時か。
大我
大我
丑三つやな笑
美麗ちゃん、もう寝ちゃったかなぁ?
晴人
晴人
いや、さすがにもう寝てるやろ笑
達也
達也
てか、めちゃくちゃ腹減った〜
晴人
晴人
そう言われてみればそうだね
帰ったらなんか作るよ

俺はポケットから鍵をとりだし、




差し込む。

ガチャ
大我
大我
ただいまぁ〜←(小声)
晴人
晴人
お前の家じゃねーだろ笑←(小声)
達也
達也
なんか、静かじゃない?←(小声)
晴人
晴人
寝てるんやろう←(小声)

俺はそんなことを言って、




リビングへと入った。
晴人
晴人
あ…
大我
大我
あ、美麗さん
達也
達也
やっぱり寝てるな

俺は寝ている美麗をお姫様抱っこして




寝室のベッドに寝かせて、布団をかけた。




俺は、寝てる美麗の頭をゆっくり優しく撫でた。




ぐっすり眠ってる美麗




よっぽど疲れたんだろうなぁ
晴人
晴人
…お疲れ様←(小声)

俺はそう言って



美麗に軽くキスをして




ゆっくりドアを閉めた。




リビングに入ると
大我
大我
なぁ!はる!
晴人
晴人
なに?
達也
達也
あ、キムチ鍋作られてあるで!
晴人
晴人
え?
美麗…もしかして作ってくれた?

俺はまさかと思い、スマホを見ると
晴人
晴人
あ…
美麗から〇〇NEが来ていた事に気づいた。
晴人
晴人
美麗から〇〇NEきてた…
達也
達也
え?お前気づかなかったのか?
晴人
晴人
…うん
大我
大我
てか、うまそ〜笑
達也
達也
食べていい?笑
晴人
晴人
う、うん。
いいよ笑

俺は、鍋に火をつけて




温めて器によそって3人と共にご飯を食べ始めた。
達也
達也
めっちゃうまい!!
大我
大我
仕事頑張ったご褒美だな笑
晴人
晴人
うまっ!笑
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



カチャカチャ…



シャー…




バタンッ


わたしの耳に届いてきた




水の流れる音と、棚を閉める音。


目を開けると





ちゃんとベッドで眠っていた。





わたしは起きあがって





リビングに行くと



キッチンで片づけをしているはるくんの姿…
美麗
美麗
…あ!嘘っ!!

わたしはすぐにはるくんに駆け寄った。
晴人
晴人
…あ、ごめん。
起こしちゃった??

はるくんが申し訳なさそうな顔をした。
美麗
美麗
う、ううん…ていうか、ごめんなさい。
晴人
晴人
えっ?…なんで美麗が謝んの?
美麗
美麗
…だって…
晴人
晴人
…〇〇NE気づかなかった…ごめんね?

あ、…〇〇NE…
美麗
美麗
全然!
晴人
晴人
キムチ鍋、美味しかった。
ありがとう笑

そう言って



はるくんはわたしの頭をポンッと撫でて、




引き続き、片付けをし出した。

あー…大失態…


仕事から疲れて帰ってきたはるくんを、





待ちもせずに寝て




お皿洗いまでさせちゃうなんて

はやく変わらないといけない




はるくんに座って貰って、わたしが…




そうも思ったが…

ギュッ
晴人
晴人
…美麗…?

わたしは、はるくんの腰回りに腕を回していた。

晴人
晴人
…どうした…?

はるくんは水道の水を止めて




タオルで手を拭いて




わたしの方へ振り向きわたしを包み込んでくれた。

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