片付けをしてると
美麗が後ろから抱きついてきた。
めちゃくちゃ落ち込んでる美麗
俺は、美麗を抱きしめた。
そんなに落ち込まなくていいんだよ?
俺は美麗の頭を撫でて
「よしよし」と言いながら
美麗をあやした笑
俺は抱きしめていた腕を離して
美麗の両腕を持ちながら
美麗の顔を覗き込みながら俺は行った。
ずっと中々会えなかったり
会えてもお家デートばっかだったからね
俺に気を使っているのか
そんな事を言ってきた。
美麗は少し半泣きになって
俺に勢いよく抱きついてきた。
美麗は、まるで子供のように喜び始めた
こんな美麗…初めて見たかも…
か、可愛いすぎ……
俺の胸にキューピットの矢が
刺さった感覚がした。
俺もめちゃくちゃ嬉しくなり
美麗をギューッと抱きしめた。
2人の笑い声が響いた。
これがずっとずっと続けばいいなぁ〜
そう思いながら
抱きしめあった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!