先生「東京付近だ」
( '-' )( '-' )( '-' )ザワザワ…
先生「はいはい。静かにー」
先生「これからグループを作るんだが」
先生「まずは、女子のグループと男子のグループを各3人で作って、そこであとから男子のグループと女子のグループを合わせてひとつのグループにする。」
道枝「それって女子と男子の組み合わせってどうやって決めるんですか?」
先生「あー。クジかな」
『えーー。自由じゃダメなんですか?』
先生「それで、みんな満足がいくならいいけどなー。皆はいいのか?」
全員「いいでーーす」
先生「じゃあそうしよう。まずは各3人の男女別グループを作れー。」
杏優「あなた一緒にしよっ!」
『もちのろん』
女1「あーねぇあなたちゃぁん♡」
「一緒にしよぉ?」
『あーー。ごめんね。道枝達が目当てならほか当たってくれないかな?』
女1「えぇー?別にぃ道枝くん達がめあてなわけじゃないよぉ?」
『でも…。(前私の悪口言ってんの聞いたし。)』
杏優「ねぇさ、あんた前あなたのこと悪く言ってたよね?そのくせにこうゆう時だけでてくんのうぜぇからやめろまじ。」
女1「は?っ!いいし、別に。」
『杏優〜あんがとっ!』
杏優「いいからー!!」
『ねぇ茉優!!一緒にしよっ!』
茉優「えっ。?いいの?」
『もちろんっ!いいかな?』
茉優「うんっ!」
先生「だいたい決まったかーー?」
「じゃあ男子女子決めてけー!!」
女1「ねぇー道枝くんっ♡
一緒にしなぁい?」
道枝「あーー。ごめん無理。」
「お前があなたの悪口言ってんの聞いたからそんな奴と一緒になりたくねーし。」
『みっちーそんなのいいからさ!』
『一緒にしよっ!』
道枝「うん!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!