第5話

No.5
126
2018/01/26 23:51
次の日は雲ひとつない快晴で、積もった雪は日

差しに照らされダイヤモンドのように輝いてい

た。スケートリンクのような道を何度も転びそ

うになりながら学校に向かう。


学校から帰る頃にはほとんど雪は溶けてしまっ

ていた。

少し残念に思う。



あの男の子にまた会いたい。



そう思って公園に行くけど、そこに男の子はい

なかった。

年も学校もわからない。



せめて名前くらい聞けばよかった…



後悔した。

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