第26話

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2020/06/29 01:48
とうとう金造は滑り落ちてしまう




俺はその手を掴む

そしてその手を引き上げる







無事に金造は元の場所に戻る
仮面
今は俺達のこと信じられなくてもいい
だがこのまま誰も信じられないままじゃお前も獅子丸もあなたも心が闇に包まれてしまう
信じるということは希望を持つということだ。俺はお前たちがいつか希望を持てると信じてる
仮面
あなたももう少ししたら意識取り戻すだろう。お前が傍に居てやれ。


そういい俺は金造とあなたの元を去っていく


⚠︎金造side






○○
○○
…………うんっ、、??
金造
あなた??大丈夫か?
○○
○○
金ちゃん、、仮面は?
金造
あいつが引き上げてくれた
○○
○○
良かったぁ
金ちゃんが無事で
そのままあなたに抱き締められる
○○
○○
あんまり無茶しないで
金ちゃんが怪我しちゃったら元も子も
ないから
○○
○○
でもごめんね、また心配かけちゃって
金造
あなたが無事で良かった、、
あなたもだよそれは
昔から俺と獅子丸のために無茶しすぎ
てるから……
○○
○○
だって……金ちゃんとお兄ちゃんは私
のこといつも助けてくれてるんだもん
私だって2人のために何かしたいの
金造
獅子丸とも言ってたけどあなたは俺と
獅子丸にいつも守ってもらってる
って言うけど、それは俺たちもだ
よ?あなたのお陰で助かってるんだよ
○○
○○
金ちゃん……
.
.
.




-回想-





信じるということは希望を持つということなんだ。

金造
荒木……

俺はあいつが差し出してくれて引き上げてくれた手を
見つめる……



⚠︎あなたside



○○
○○
(金ちゃんとお兄ちゃんが私のことそん
な風に思ってくれてたなんて知らなかっ
た……)
○○
○○
金ちゃん、それと……

お兄ちゃんと私のこと襲った黒い仮面
の正体が分かった。
金造
えっ
○○
○○
草薙
あいつが黒い仮面ティーチャー
金造
あいつは生徒……だろ?
○○
○○
事情はよく分からないけど、背格好や
風貌や声があいつで間違いない。
.
.
.
.



真相をお兄ちゃんにも金ちゃんにも伝えた翌日







ボンが前を歩いている
荒木先生
よう!!!
ボン
おお、!
何してんだよ
荒木先生
えっ?ハハハ

ボンは本格的に荒木に心を開いたようだ





金ちゃんと、退院したお兄ちゃんと、私で荒木の前に差し掛かる
荒木先生
おはよう金造、獅子丸、あなた
○○
○○
おはようございます。
金造
まだ信じた訳じゃねーぜ。


金ちゃんが荒木に話しかけたことに、私とお兄ちゃんは顔を見合わせる
獅子丸
金ちゃん……
○○
○○
どうしたんだろう、、
私が気絶してた時に金ちゃんと仮面(=荒木)との間に何があったのだろうか……


⚠︎荒木side

金造がかわったと感じ喜ばしく思う



草薙
アイツらも仮面ティーチャーにやられたそうですね、銀の仮面に

そういうと草薙は去っていく。
俺は黒の仮面ティーチャーに出会った場面を思い出す。
荒木先生
黒は一体……誰なんだ……





俺が仮面ティーチャーだとすぐ分かったあなたなら黒の仮面ティーチャーの正体が分かるのだろうか……




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