とうとう金造は滑り落ちてしまう
俺はその手を掴む
そしてその手を引き上げる
無事に金造は元の場所に戻る
そういい俺は金造とあなたの元を去っていく
⚠︎金造side
そのままあなたに抱き締められる
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-回想-
信じるということは希望を持つということなんだ。
俺はあいつが差し出してくれて引き上げてくれた手を
見つめる……
⚠︎あなたside
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真相をお兄ちゃんにも金ちゃんにも伝えた翌日
ボンが前を歩いている
ボンは本格的に荒木に心を開いたようだ
金ちゃんと、退院したお兄ちゃんと、私で荒木の前に差し掛かる
金ちゃんが荒木に話しかけたことに、私とお兄ちゃんは顔を見合わせる
私が気絶してた時に金ちゃんと仮面(=荒木)との間に何があったのだろうか……
⚠︎荒木side
金造がかわったと感じ喜ばしく思う
そういうと草薙は去っていく。
俺は黒の仮面ティーチャーに出会った場面を思い出す。
俺が仮面ティーチャーだとすぐ分かったあなたなら黒の仮面ティーチャーの正体が分かるのだろうか……
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。