第67話

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2020/10/26 03:00


そう思ってると急にともが荒木を殴り出す

岬智也
もうちょっとなんだよ
岬智也
邪魔すんな!!
荒木先生
する!!


そういう荒木を殴るとも



荒木は

暴力は無意味

そう教え込みたいのか無抵抗



生徒2
ちょっとやりすぎじゃねぇか?
生徒1
荒木無抵抗じゃねぇかよ。これじゃあ暴力
振るう仮面ティーチャーと変わらねぇよ。


やっとコイツらも気付いたか、、、

生徒2
俺らなんで岬に力貸してんだか、
金造
荒木もう止めろ!


金ちゃんは荒木を止めに行く

荒木先生
ダメだ、お前らがやればまた暴力の連鎖が
生まれる。暴力は絶望しか生まない!
荒木先生
岬、俺はお前を信じてる。
荒木先生
お前が暴力の無意味さに気づいてくれることを、誰かの痛みを分かってくれることを俺は
信じてる
金造
だったら俺のことも信じろよ


金ちゃんは荒木を退かし、ともの前に歩み寄る

金造
俺を恨んでるんなら俺を殴れ
岬智也
うわぁぁぁ!


そういい唯ひたすらに金ちゃんを殴るとも

○○
○○
金ちゃん……とも……


金ちゃんの意志の硬さ、そしてともがここまで
追い詰められてたのに私は助けることが出来なかった

○○
○○
ごめん


そう私は呟く

岬智也
なんでだよ、なんで反撃してこねぇ!?
金造
最初からお前とやり合うつもりはねぇよ。
お前をそんなんにしたのは俺だ
○○
○○
とも、私も追い詰められてる貴方を見放して
ごめんなさい
○○
○○
貴方の気持ち……何も考えられてなかった。
私は貴方があの事件を起こしてからずっと
後悔してた
金造
岬、すまなかった
金造
間違った方向に行くお前を救ってやれば
良かった。仲間として、
荒木先生
あなた……金造……
金造
すまなかった
○○
○○
ごめんなさい
金造
俺を、気の済むまで殴ってくれ!
○○
○○
私のことも……
獅子丸
あなたそれはっ!
○○
○○
お兄ちゃんありがとう
贖罪って訳ではないけどさ……
○○
○○
とも、私のことも気の済むまで殴って?

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