幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せることだ
何の為に生きていくのか
答えなんて無くていいよ
会いたい人と必要なものを
少し守れたら
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで
愛しい気持ちを歌えたなら
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
瞬きもせずに目を凝らしても
見付かる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ
夢のために生きられた人
逸れた道が正解だった人
誰かの為に費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと思ってくれたら
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
また弱さ見つけて戸惑う僕に
でもそれが出来るだろうか
目を閉じて見つけた場所で
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
そしていつの間にか
僕の方が守られてしまう事だ
いつもそばに
いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても目を閉じても
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!