あなたヒョンが戻ってくるのとウォヌが戻ってくるのは同時だった。ヒョンはウォヌの持ってきたUSBを見ながら俺に指示を出す。
万一のために、戦闘服に身を包む。支部にゲートを要請してウジの家に向かった。
ヒョンに報告すると、すぐに戻ってくるように言われた。緊急任務があがったらしい。
ゲートをくぐって出たのはある河原だった。車を盾にして銃を撃つあいつは見覚えがある。
同じタイミングで河原に出たヒョンは素早く指示を飛ばす。ウジの援軍が来たことに気づいた敵は、迷わずゲートに突進してきた。
あわてて、指を指しそいつを浮かせる。銃を撃とうとしたので、銃を手から離させた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。