PPSは、警察などの機関でないので、通告なしに入ることが出来る。礼状無しで捜索をすることも可能だ。
ユソン「なんだ!?法は犯してない、僕はただ放火の動画を…」
ユソン「僕じゃないっ!ほんとだ!!」
ユソン「俺は知らないよ!外のポストに誰かが入れていったんだ。それをアップした。」
ユソン「ああ。彼の動画はいつも秀逸だ。」
ユソン「でも、礼状がが必要なはずだ」
実を言えば、礼状はあるのだが誰も発行しないだけだ。時間がかかるし、無くても何も言われない。PPSには、独自の法があるし政府も介入できない。
ユソン「え、ああ。アラートだよ。ソウルの旧靴工場で火事が起きた。」
ユソンが言うのと、無線が入ってくるのは同時だった。
俺たちは同時に駆け出した。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。