記憶の1部を見ました。
ウジは部屋に入るなり、そう言った。
…そうか。
ホシ___スニョンと俺は、付き合っていたんですか?
それは、本人に直接聞け。俺から言えることは何も無い。2人の問題だ。
…ホシはなんで俺に話してくれなかったんですか?
怖かったんだろうな。ただの恋人じゃないんだ、男同志だぞ。記憶をなくしたウジが、まだホシのことを好きだっていうことは確実じゃないんだ。
俺はっ…
見ていたら分かる。ウジを見つめるホシの目は、いつも愛情を含んでいた。その中には、少しの悲しさも含まれていたが
俺は、、ホシの事が好きです。
それは、俺じゃなくてホシに言わないといけないだろ?
記憶を戻すことは出来ませんか?
…トラウマが酷かったんだ。だから、記憶を失った。それでも、戻したいか?
ホシとの記憶を戻せるなら、どんなことでも耐えられます。
だってよ、ホシ
…!?
ウジは、びっくりしたようにドアを見た。その瞬間、ゆっくりとドアが空いて泣いたホシが出てくる。
じふなぁ…ごめん、、ごめん
…す、にょん
まだ、ぎこちない2人だが、記憶を戻せばそうじゃなくなるだろう。
…ケン先生を呼んでおく。二人で行ってこい
俺は静かに指令室を出た。
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