第9話

初任務2
4,985
2019/03/12 02:36
エスクプス
エスクプス
おい、みんな!集まってくれー!!!
ミンギュ
ミンギュ
どうしたんですかー?ヒョン!
エスクプスが声を張りあげると、わらわらと研修生達が集まってきた。
あなた

あ、!お前は、巨人!!

ミンギュ
ミンギュ
僕は、ミンギュです!!
出会ってそうそう俺に巨人呼ばわりされたミンギュは、他の研修生に笑われている。
あなた

おい、副支部長

エスクプス
エスクプス
はい。推薦しました。
あなた

あ、じゃあ、推薦したやつだけ集めてくれ。任務が終わったら改めて自己紹介の時間でも取ろう。

それだけ言うと、俺は食堂から出た。
後ろからは、エスクプスが研修生を呼ぶ声が聞こえた。
エスクプス
エスクプス
え!?ボノナ服は!?
エスクプスの叫ぶ声が聞こえて、急いで食堂に戻る。
あなた

おい、何があったんだ!?

そこには、上半身を露出させている欧米顔の研修生がいた。
バーノン
バーノン
あれ、ブレスレットどこいった?
よくある事なのか、欧米顔の子はそんな焦っている様子はない。だが、周りの研修生は、逃げ回ったり、自分のものを持っていったりしている。
あなた

おい、もしかしてお前の能力は、?

バーノン
バーノン
あ、物体消滅の能力者です!
スングァン
スングァン
ボノナ、!!ブレスレットあったよ!
ここには、ほんとに珍しい能力者が多い、、、
スングァン
スングァン
あぁーーー!!!!
あなた

おお、

この、ボノナ、?と言うやつのブレスレットを拾ったやつが俺の方を見て叫んだ。
ウジ
ウジ
うるさい。
小さいヤツに一言言われて、黙る。
スングァン
スングァン
もしかして、噂の支部長さんですか?
そして。小さい声でまた話し始めた。
あなた

、、、そうだが。どんな噂だ、?

スングァン
スングァン
えーっと、髪の毛が長めで、色素が薄くて、筋肉がついていない綺麗な人です!!
それは、褒められているのか、けなされているのか、、、?
ミンギュ
ミンギュ
ヒョーン、照れてるんですか?
巨人が、おれのことをつっいて来たので、その指を掴んで、
あなた

俺は、ヒョンじゃない、上司だ。立場をわきまえろ。そして、照れていない。

ミンギュ
ミンギュ
いたい、いたい、いたい。指が曲がったらダメな方向に曲がってるって!!
ミンギュは涙目になりながら、離れていった。
やりすぎたかなと反省していると遠くの方から、チビと言われた。
ミンギュ
ミンギュ
ウジヒョンと一緒くらいの身長のくせに!!!
と言った瞬間に、ウジと思われる人の目に火がついたので巨人の成敗は彼に任せて俺は指令室に戻ることにした。
あなた

じゃあ、とりあえず任務の参加メンバーは、指令室に来てくれ。

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