第165話

足元の爆弾〜銃撃戦〜
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2020/03/18 03:53
ゆっくりと家の中に進む。奥では、子供が泣いている声がした。
ウォヌ
ウォヌ
ディノ、子供を保護しろ!俺とジュンが援護する!!
ディノ
ディノ
はい!
ディノが進んでいくと同時に銃撃戦になった。棚の陰に隠れて、ディノを援護しながら1人が俺の銃弾にあたって倒れる。
ジュン
ジュン
っ!
ディノ
ディノ
ヒョン!子供を保護しました!!でも、意識失ってて…!
無線にディノの声が響く。
ウォヌ
ウォヌ
そのまま、城北区に飛んでくれ!!!
ジュン
ジュン
ウォヌ…ごめん、、弾が当たった、まだ動かせるけど、いつまで持つか分からない!
ウォヌ
ウォヌ
ジュン…!
右腕に当たったのか、弾を撃つたびに痛みに顔を歪ませる。
ウォヌ
ウォヌ
治癒のキューブ使え!!
ジュン
ジュン
ダメだよ!これくらいで使ってられない!!
ウォヌ
ウォヌ
ジュン!!!
いつの間にか、敵はあと2人だ。ジュンを援護しながら、狙っているのでなかなか当たらない。
ジュン
ジュン
ウォヌ…俺が相手を引きつけるからその間に撃ってくれ!!
ウォヌ
ウォヌ
おいっ、何言ってる!?
俺が止めるまもなくジュンは飛び出した。
ウォヌ
ウォヌ
っくそ、!
相手が棚から出た隙に撃ち抜く。2人とも倒れたのを確認してジュンに近づいた。

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