第142話

好奇の目
1,724
2020/02/28 15:09
ヒョンが、支部にいけというので来てみると、ロードの前にケン先生が待っていた。
ケン
ケン
あ、来たね
ウジ
ウジ
あの…
ケン
ケン
あなたから話は聞いてるよ、ほんとに記憶を戻して大丈夫なの?酷いトラウマになるかも、、僕の能力は何回も使うと危険なんだ。能力者なら、暴走する可能性もある。
ホシ
ホシ
っそんな、、
ケン先生の言葉にホシが心配そうに俺を見た。大丈夫だと言うように、頷くと安心したように笑う。
ウジ
ウジ
お願いします。
ケン
ケン
じゃあ、行こうか。
ケン先生の後ろを歩いていると、たくさんの戦闘員に見られているのを感じた。不思議に思っているのに気づいたのか、ケン先生は説明してくれた。
ケン
ケン
支部に、研修生がいること自体が珍しいんだよ。それも、あの爆発で生き残った二人。
ホシ
ホシ
え、俺たち有名なんですか?
ケン
ケン
そうじゃなくても、最近検挙率が上がってきてるセンターは好奇の的だよ。だいたい、支部で戦闘服来てる人なんていたらびっくりするしね
あ、ついたよ
ケン先生が、ドアの前にたった。ここは、医務室だ。
レイ
レイ
あぁ、ケン先生!
ケン
ケン
レイさん…あの子は大丈夫ですか?
レイ
レイ
、、今はあの部屋使えないの。どうしよっか?
あの子って誰だ…?俺たちにも言えないような人が部屋を使っているらしい。
ケン
ケン
じゃあ、あっちの証人用の部屋使おうかな…ありがとうレイさん。
ケン先生は、歩き出してしまった。

プリ小説オーディオドラマ