訓練場には動かなくなった仲間が転がっている。
ヒョンがウォヌの元まで近づく前に、ウォヌは倒れてしまった。
指一本触れてない、、、それはどういうことか…
ヒョンは相手からの攻撃を全て交わし続けた。あの5人が倒れたのは疲労から、ただそれだけ。
ヒョンがカウントダウンを始めると、ウジが少し動いた。しかし、立ち上がることは出来ない。
ヒョンは、「出ていけ」と強く言った。その瞬間何人かの研修生が5人に駆け寄る。
ヒョンは心底呆れたように、指令室に戻って行った。
出ていくヒョンに向かってジュンは叫んだ
研修生達は、安心したように笑った。俺は、急いでヒョンを追いかける。
今までで1つ分かったことがある。ヒョンは照れると自分の頭をかく、、、
ヒョンは頭をかきながら訓練場を出ていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!