起きてケータイを見ると
メッセージが届いていた。
待って、昨日の通話は夢じゃなかったんだ
そう思いながら時計に目をやる
11時…
急いで準備して部屋を出る
タクシーを呼び止め指定された場所へ
カフェの前につき降りたらテラス席に
一際目立つ人
まてまてまてまて、まだこれ夢か?
夢なのか?目覚めろ私
そう思いながらほっぺをつねる
そう言いながら大きな両手を顔に
くっつける
ああ…なんでこんなことがサラッと
言えてしまうんだろうか…
そんなこんなで色々な名所や
美味しいご飯屋さんを巡ってすぐ夜に。
ボソッと私がつぶやく
その瞬間手を引かれ視界が真っ暗に。
ん…?
頭で理解が追いつかない
これは…抱きしめられてる…?
テヒョンくんの鼓動が伝わる
彼の真剣な表情が目に映り
何を言おうとしてるのかわかった
ああダメだ…呼び捨てはずるい
というか断るわけがない
2人で笑いあって、その日はこれで終わり。
これが馴れ初めでした
とっても幸せだったよ