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異常愛
episode9
ごめんね…重かったでしょ…
いや、あなたは痩せすぎだから不安になるわちゃんと食えよ
食べてる食べてるありがとね
ああなんだろう懐かしいのもあって何だか名残惜しい
じゃ、そろそろ行くわ
ん、気をつけてね送ってくれてありがとう
どういたしまして〜
そう言いながらタバコに火をつけ後ろを向き手をひらひらとふる
相変わらず変わってないな私といる時は絶対タバコ吸わない所とかそう思いにふけながら玄関を開けるすると後ろから押されバランスを崩す
いた…なに…だれなの…
そこには彼の姿が。
ねーあなたあれだれ?なんで店の前で抱きしめてたの?なんで家まで来てたの?
パニックになって頭が追いつかない
え、ちょっとまってテヒョンなんでここにいるの?仕事は?いつから?まって…
は、何焦ってんの?見られたら困ることでもした?
違う…そうじゃないけど…
だめだ、聞く耳を持ってくれない
トークで誰と?って聞いたのに答えねえしなんか怪しいと思った
ねえ、どういう関係?答えてよ
聞いてんの?
質問攻めにされもっとパニックになる
あいつは…ゆうはただの友達だよ
へえ?ただの友達だから抱きしめられてもなんともないですよって?(笑)
いや、それは私がふらついたのを支えてくれただけで、ゆうは…
ゆうは悪くないそう言おうとした瞬間息が止まった
てひょ…んやめて…
ねえなんで…なんで俺だけ見てくれないの
そんなに俺って魅力ない?
どれだけ好きか伝わってない?
独り言のようにブツブツと呟きながら首を絞める力が徐々に上がっていく