第10話

#.7 遭遇
4,843
2023/08/02 12:00





強風で乱れた髪を手櫛で整えながら ,

私の足は靴箱へと進んで行った。



???
 あれ…あなた?! 




聞き覚えのある声が私の名前を呼んでいたから 、

思わず立ち止まった。





あれ 、 なんでこんな時間に居るんだろ。





























あなた
 …絵名 

東 雲 絵 名
 珍しい…なんでこんな時間に学校に? 

あなた
 補講で呼ばれた 

東 雲 絵 名
 あ〜…そういうことね 

あなた
 絵名はなんで? 

東 雲 絵 名
 駅前の新作ショップ行こうと思って 
早く出たのに定休日だったの…





ガックリと肩を落として言う絵名。



あなた
 それは…ドンマイだね 

東 雲 絵 名
 うん…まあでも 、 あなたに会えたから 
不幸中の幸いってやつ?

あなた
 良かった…の? 








もちろん…! と言って 、

心の底から嬉しそうに笑ってくれる絵名に

胸の奥が温かくなる。




靴箱で靴を履き替えて 、

絵名と駄弁りながら夕方の校舎を歩いた。









東 雲 絵 名
 ちゃんとご飯食べてる? 

あなた
 うん 

東 雲 絵 名
 一応聞くけど
…カップラーメンとかじゃない?

あなた
 まさにそれ 

東 雲 絵 名
 いや偏りすぎでしょ! 
ちゃんとしたものを食べなさいよ?!

あなた
 はい 、 お母さん( 






腰に手を当てて怒ってくれる絵名。



…これ 、 あんまり食べてないって

正直に言ったらお説教コースだったかも。


危ない危ない(








東 雲 絵 名
 じゃあ補講 、 頑張ってね 

あなた
 うん 、 面倒だけど頑張ってくるね 

東 雲 絵 名
 じゃあまた… 











「「 25時 、 ナイトコードで。 」」
















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     お久しぶりです(


夏休み中にこちらの作品も

更新していきますので

引き続きご愛読お願いします🙇🏻‍♀️‪‪´-



久しぶりの更新が低クオで申し訳ないです🥹‪









     𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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