第3話

女子高生と探偵 2
8
2022/02/28 10:43
そんな事を美麗は考えながら鏡の前に立つ自分の事を見て少し嫌な気分になった。
ふと時計を見ると、お母さんがもうそろそろ朝食を作り終える時間だった。
籠橋 美麗
籠橋 美麗
(作り終える前に行かないと怒られてしまう。早く行こう。)
美麗は自室から出て母のいる一階へと降りた。
籠橋 美麗
籠橋 美麗
おはよう、お母さん
母
おはよう、私の可愛い美麗
私はいつも通り、テレビをつけて食卓についた。
「———最近、男女連続失踪事件が発生しています。———」
籠橋 美麗
籠橋 美麗
(またこのニュースだ。最近、学校でもこの話題がよく出てくるなぁ)
籠橋 美麗
籠橋 美麗
いただきます
母
あ、そうだ。美麗、今日はあるお客さんが来るからね。けど丁度私、その時間はいないから出てお茶を出しておいてね
籠橋 美麗
籠橋 美麗
わかったよ
籠橋 美麗
籠橋 美麗
ごちそうさま
美麗は食器を片付けて鞄を持って、鏡で身だしなみを整えて玄関へと向かう
籠橋 美麗
籠橋 美麗
いってきます
母
いってらっしゃい
学校に行く最中にやっぱり朝のニュースの話をしている生徒がいた
宮地 紫乃
宮地 紫乃
おはよう、籠橋さん!
籠橋 美麗
籠橋 美麗
おはようございます、宮地みやちさん
宮地 紫乃
宮地 紫乃
えー、紫乃しのって呼んでくれないのー?
籠橋 美麗
籠橋 美麗
そういえばこの前、下の名前で呼んでって言ってましたね。えーっと、おはようございます、紫乃さん
宮地 紫乃
宮地 紫乃
うん!おはよ!
宮地 紫乃
宮地 紫乃
てかさ、私も美麗さんって呼ぶ?
籠橋 美麗
籠橋 美麗
任せます
正直、自分の呼び方なんてどうでもよかった。レールに敷かれた人生において呼び方なんてやっぱりどうでもいいから。友達はそれなりにいるけれど、毎日私のところに必ず来るのは、この宮地 紫乃みやち    しのさんだ。
ー教室ー
宮地 紫乃
宮地 紫乃
ところで籠橋さん。私、彼氏できたんだよね〜
籠橋 美麗
籠橋 美麗
よかったですね
宮地 紫乃
宮地 紫乃
なんかもうちょっと反応してよ〜
今日は彼氏とデートなんだ〜
籠橋 美麗
籠橋 美麗
(いいな、私も自分で何かを決めて自分の好きなことしたいな)
いつも通りの学校で、特に変わった事はなく落ち着いて授業を受けて気づけばもう放課後だった。
宮地 紫乃
宮地 紫乃
またねー籠橋さんー!
紫乃は美麗に向かって手を振っている
籠橋 美麗
籠橋 美麗
ええ、また、紫乃さん
美麗は小さく手を振った
籠橋 美麗
籠橋 美麗
(私も帰らないと。今日は、お客さんが来る予定だからね。)
足早に美麗は家へと帰る

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