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2021/09/27

第5話

呪いの世界になったら
カフェレストランを後にした漏瑚一行。

五条悟を殺すのは夜になってから、
他の呪術師が加勢に来ては厄介だからと
彼が1人になった時を狙うことになった。

強いことを自負している漏瑚は

「他の呪術師が来たとしても
まとめて殺せばよかろう」

と夏油に不満そうに言っていたが
五条悟は規格外の強さを持つ呪術師。
やるなら1人の時を、
念には念を入れて確実に殺した方が良いと
勧められてさらに不満そうにしながらも
それを了承した。

いったん夏油と別れ
予定の刻になるまで時間を潰し
待つことにした漏瑚達。
(歩き疲れた陀艮は先に拠点に帰ってしまった)
高いビルの屋上に登った彼らは
そこから
忙しなく動く人間の群れをただ見ている。
あなた

漏瑚様ー

四角い貯水槽の上に座っていた
漏瑚のもとにあなたがやって来て
どこか甘えた声で彼の名前を呼ぶ。
漏瑚(じょうご)
漏瑚(じょうご)
何だ
あなたは漏瑚にくっつきたがる。
仲間達の前では大目に見ているが
口を酸っぱくして
「夏油の前ではベタベタするな」と
言ってあったからか今日は
朝からくっつくことができていなかった。

案の定、
漏瑚の左隣に座り隙間もなくベッタリと
くっついてきたあなたに
漏瑚は文句を言いながらも
彼女の好きにさせている。
あなた

漏瑚様、
ごじょーさんって人が
いなくなったら、
この世界は
あなた達《呪い》の
世界になるですか?

漏瑚(じょうご)
漏瑚(じょうご)
なるだろうな
漏瑚達が何をしようとしているのか
イマイチ理解できていないのだろうと
思っていたあなたの言葉に
少しは分かっていたのかと感心し
漏瑚はこたえた。
あなた

呪いの世界になったら
漏瑚様は毎日あなたと
ずっと一緒に
いてくれますか?

漏瑚(じょうご)
漏瑚(じょうご)
・・・何が悲しくて
お前と一緒に居らねばならんのだ。
断る
あなた

えぇーっ!?
漏瑚様いじわるです・・・っ!
陀艮様言ってましたですっ!
「呪いの世界」になったら
やることなくなってヒマだから
漏瑚様はずっとあなたの
そばにいるって!!

漏瑚(じょうご)
漏瑚(じょうご)
はぁーーーっ!?
陀艮がそう言うたのかっ!?
失敬なっ!!
アイツは普段儂のことを
どう思っておるのだっ!!
確かに《呪いの世》になれば
今よりは暇になるだろうが
陀艮は自分のことを
あなたのお守りと認識しているのか。

「ぶぅ」としか喋らない彼と
意思疎通をはかるのは難しいが
そんな風に思われているのは心外だ。

あなたの頭にげんこつを
食らわしながら
帰ったら陀艮の誤解を解かねばと
漏瑚は思った。
◆◇◆◇◆◇
陀艮(だごん)
陀艮(だごん)
ぶぶっしゅ・・・!
真人(まひと)
真人(まひと)
あれ?
陀艮、風邪?
てか、呪いって
風邪ひくの?
陀艮(だごん)
陀艮(だごん)
ぶぶふ
━━同時刻。
くしゃみをした陀艮を
真人は不思議そうに眺めていた。