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第1話

1,959
2022/10/01 12:27









バンッ














静かな古びた屋敷に響きわたる銃声







静かだった屋敷もその銃声ひとつで気味の悪い屋敷へと変化していく









屋敷が満月の光に呑み込まれていく中、









1人の男がこの屋敷の主人と思われる人物を殺害した










🌹
なぁんだ、全然 楽しませてくれないじゃん





と言い、男は血しぶきの付いたシャツをそこら辺に脱ぎ捨てる








銃の弾で割れた鏡、






ホコリのかぶったAM 1:27 で止まっている時計、







天井 一面に広がる蜘蛛の巣








🌹
もっともがき苦しめばいいのに、




そう嘆くと、






男は死んでいる主人に血しぶきの付いたシャツを被せ、




胸ポケットのところに、






【good-bye】





と本人の血で書いてある紙を入れる














コツ…コツ…









と軽やかな足音を響かせた後、










男は屋敷を出て、












火のついた薔薇を投げる











小さな火から風が味方し、どんどん赤黒い炎へと変わっていく











男はそれを車から見て満足そうに笑った











「任務完了______。」

















target
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭






この作品は殺し屋系でもありますが、歌の題名や歌詞なども出てくる

曲パロ系 ストーリー 小説です




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