~🐟side~
満月しか明かりの頼りがない森を走り抜けていくと、
突如 現れる 屋敷
そこには大きな門が建っていて
見た感じ 20mはあるだろう、
ピンポン
昔の人にはお馴染みの軽い音のインターフォンが夜の森に響く
森には有り得ないほどの監視カメラが設置されていて、不審な者がいたら跡形もなく
屋敷に連れていかれ、後は、まあ わかるだろう
見張りの者が鍵を解除したらしく、
ギイ…
と長年 手入れをしていなくて、サビがすごい門が開く
次には渡り廊下らしきものが現れる
これは目に見えないレーザーがあり、
誰かが不法侵入してきた場合、レーザーが感知し、身体が串刺しになる造りである
だが、自分たちはレーザーが反応しない特別な服を着ているため、避ける必要は無い
とうとう屋敷のドアの前に来て
屋敷の鍵穴に鍵を入れて、回す
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
屋敷に入ると、真っ先に声をかけてきたのは、
酒を飲んだのか、上機嫌なユウタだった
テヨンは口を突き出し、不機嫌そうに
ユウタの胸に飛び込んでいった
テヨンが少し顔を紅色にしながら言う
テヨンとユウタは手を繋いでリビングに向かっていった
いきなり目の前でイチャつき出すから反応に困った…
テヨンによると心友はユウタしかいないらしい、
俺も疲れたし、リビングに行ってみんなと呑もうと思い、
軽くストレッチをしながら、リビングへ向かった
♡×40
𝐍𝐞𝐱𝐭
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。