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第10話

ある時



〈…は?今、なんて…?〉



時が止まっているように感じる。


今、好きって…



『好きだって言ったの』

〈お前、本気?〉

『本気じゃなきゃ、何でこんな事言う必要があるの?』

〈…嘘つけ。あなた、信じなくていいから〉

『…おい、何勝手に人の事決めつけてんだよ』

〈でも、〉

『あなたちゃん、行こう』



そう言うと、先生は

財布からお金を出して、テーブルの上に置き

私の手首を掴んで、ラーメン屋を出た。











「…せんせっ…離して」



先生の歩くスピードが速くて、

足がついて行かなくてしんどい。

でも、先生は離してくれなくて

どんどん進んでいく。








「もうっ!離してって!!」



私が手を大きく振ると、先生の手が離れた。



「何でこんな事するの?」

『何でって…』

「先生っていつもそう。自分勝手で適当で、どうせ今の事も全部遊びでやってるんでしょ。もうっ知ってるんだからっ」



何でだろう。

涙が込み上げてくるのは。



「遊びなら、近づかないで。こんな事しないで。もう、関わってっ…」


『黙れ』












その後の言葉を私は言う事が出来なかった。



































唇には柔らかい感触が



舌には、少し薬っぽい、リップの味が広がる。






















日が落ちて、道の電灯の明かりが光を放ち始める


ある時の出来事。