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第11話

嘘つき


「…眠れない」



ベットの中に入って、すでに40分は経過。

布団も鼻のところまで上げてるのに

いっこうに眠りにつけない。

それもこれも全部あの人のせい。



頭から離れないんだ。

数時間前に起こった、あの出来事が。





何でなんだろう。

あんなに強引に引っ張っていく人は嫌いだし

無理矢理な人も嫌い。

年上とか年下とかはめんどくさいし基本嫌い。


私が嫌いな人の条件は全て当てはまってるの。


でも、何故か嫌いになれない。






「あー!!!もう知らない!!」







この気持ちが分からない。

いらいらする。













次の日。




〈…おはよ〉

「あっ、えっ、あっ、おはよ…」



朝、寝不足で体がだるいけど

いつも通りに登校しようとしたら

家の前にソンウがいた。



『…学校、行こ』

「あっ、うん…」



昨日のことがあったから気まずい。

話がなくて常に沈黙状態。



「あのさっ、何で今日は一緒に行くの?」



気になって聞いてみた。



〈あっ、迷惑だった?〉

「違う違う、そういうんじゃなくて」

〈昨日、あんな事があったから〉



昨日の事。

やっぱり気にしてるよね。



「別に何ともないよ。迷惑かけてごめんね」

〈嘘つけ〉



ソンウの低い声が聞こえた。

同じだ。

ソンウが昨日、ジョングク先生に言った時と。



〈知ってんだよ。キスしてたの〉



ソンウに見られてた。