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第22話

肌寒い夜の病室



もうこの現実から逃げる事など出来ない。


知らないふりなど出来ない。





もう一度病院へ行く。

先生に逢いに行くんだ。

ソンウとの関係も全て切ったんだ。

私は出来るはず。



そう思ってもう一度病院へと足を運んだ。









静まり返った夜の空気。


夏に近づく季節とはいえ

やっぱり夜は肌寒い。




面会時間ギリギリだったのに気づいて

足早と病室へ向かう。







ドアには「전정국」の文字。


やっぱり少し迷いはある。

怖いのは当たり前。

でもこの怖さを越えなければ

幸せなんか絶対に手に入らないから。







引き戸を右へ引いた。


ここは個室だからベットがひとつ見える。



でも誰もいない。





ドアを閉めようとして

引き戸を左に引こうとしたら


































ずっとずっと聞きたかった


その愛おしい声。







『…誰っすか。俺の病室に何の用ですか』