脇「なぁ、キスしてい?
めっちゃセックスしたくなってきた。」
銀太「お前、そういう時は無言でしろよw
童貞みてえw」
脇「初心を忘れず…。いいことっしょ?」
にへら、と誤魔化すように笑えば、銀太の頬に手を添えて優しくキスをする
順を追うように舌迄入れて。
銀太「…ん、は、ぁ…んん…、ちぅ、」
脇「んん…ッ」
貪るようなキス。
俺は好き。
だってさ、
小さく吸ったりした時に出るリップ音から、息継ぎのひゅぅって音まで全部聞こえちゃってさ
興奮しないわけ。
銀太「ん、んんっ…わ、き…しつこ、は…ぁッ」
ねちっこくキスを続けた後、
ゆっくり唇を離した。
そしたら銀太は目を潤ませて下を向く。
たまんね、勃つわ
這うような背徳感が俺をじっと見つめるけど、知んねぇ。こんなカオ俺しか見れねぇって言われたらさ、落ちるっしょ?
どんな女もこいつを泣かせらんねーしさ
そうすると銀太はうつ伏せになってこう応えた
銀太「ちゃんと解して、あとは好きにしてほしい。」
この様子じゃ、ねだってるわけでもないんだろうけど、そそる。
好きにしてって言葉が頭を回らせる、
銀太の尻に手をかけた時、気づいた
脇「…銀太さぁん、その割にはすんなりと1本目入りますけど…。」
銀太「それは俺、なんも知らんけんね…」
脇「…男の尻は濡れないはだけど、
なぁんでこんなにしっとりした感触が残ってるんだろうなあ…」
耳元で囁けば、肩をぴくりと動かさせ、クッションに顔をうずめた
銀太「こ、ここ来る前…
…いえ、で…そこ弄って、た…から…。」
耳まで真っ赤。
銀太のこんな1面、もう見えないだろうなぁとぽつりと呟いてみたら、るせ、と小さい返事が返ってきた
我慢できない、お前のこと今日は抱く
脇「もう…そそらせんのやめてよ、ッ…」
銀太「ん、んく、ぅ…ッ…はいったぁ…♡」
そうすると銀太は、恍惚を含ませたような声色であまぁく喘いだ。
最初っから飛ばしたい。
銀太「んんッ…や、…ぃ゙っ…。
急にンな激しくしたらやだって……。」
脇「でも…ここ突かれんのすきっしょ…?」
言い当てるかのようにしたら、銀太は顔を伏せたので、身体で言い聞かせるみたいに奥をこつこつ突いた。
銀太「っ…んんッ、ん…♡
せんでいいからもっと優しくしろ…♡」
脇「…すきなくせに、
ちょっと…ペースあげんね…?」
銀太に答えさせる前に俺はペースを早めた。
そしたら銀太はさらにかわいく鳴いて、クッションに顔を埋めずに声を上げる。
脇「やば、い…イく…ッんん…♡」
いつもより早くイッた。
まあそりゃ、生中出しなんて贅沢な事をしたんだし…性には抗えん。
イッて早々に銀太は体を起こし、中の精子をかき出さないままで俺を乱暴に押し倒した。
脇「…すんのぉ…?」
銀太「俺、まだイッてないけん…
とりあえずイかして。」
まだ肩で息をしているくらいに疲れているのに、2回戦へ突入しようとしている。
野性的なセックスってなんか、銀太っぽいなぁ…と思いつつ手を握って、やさしくしてな。と言葉をかけた。
銀太「すぐ出すし、大丈夫…、
ッ…はいっ、た…ぁ」
ゆったりとした腰つきで動かしてくる銀太。
多分内心早くイきたくてばくばくなんだろうなぁ…わっかりやす。ばかめ。
脇「…お前くっっそ分かりやすいな…
ほら、さっさとイけよ。
ちゃんと締めてやるからさぁ…」
思った通りだ。
きゅぅっと中を締め付けた後すぐに、銀太のソレがびくんと脈を打つ。
銀太は、
腰が痛くなるほどに激しく動かし始めた。
銀太「ッふぅ…っ…♡
ごめ、もうイくかも…!」
脇「んんっ…?いいよイきな…?
やっぱ早漏だねぇ…ッ」
銀太「んっ…♡ぃく…
いくいくッ…♡ぅ゙あぁっ…♡」
脇「はぁッ…ぁ゙…♡」
正面から抱き合って耳元で囁きあった。
耳に息が当たってゾクゾクさせ、背筋をぞわっとさせた。
なが~い夜。
これはまだほんの一部に過ぎないけど、その後もしっかりヤりましたぁ、ってね。
_____________
いかがでしたかね。
次回は何にしようか、考え中です、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。