あなたside
どこにいてと、なにをしていたとしても
君のことばかり思い出し、大人しく、1人苦しんでるよ
窓の外を眺めると
笑顔で手を繋いでる2人
.......デレデレしてんじゃないよ
いないとこでやってよ
しばらくして
駿佑がクラスに入ってくる
私と駿佑は小さい頃からずっと同じクラス
彼女さんはとなりだけど
両手を合わせておねだりしてくる駿佑
......ずるいよほんと、私の気持ちも知らないくせに....
え!?ちょ、私まだ返事してないんやけど
ズキッ...........
その一言に、心が痛む
なんでなんだろう
告白したわけじゃないのに
別に、ふられたわけじゃないのに
私はなんで、苦しむんだろう
そういうと彼女さんは去っていった
こうやって素直に受け入れちゃう私も私なんだけどな.......
〜昼休み〜
え、駿佑の彼女の姫神さん........
私に、何の用だろう........
そういうと私は姫神さんについていった
どうって........
そういうと姫神さんは去っていった
.......私に、勝ち目あるわけないじゃん.......
駿佑の気持ち、知ってるのに.........
そして、時は放課後になり、駿佑とタピオカに行った
あれ......?
なにそれ.......勘違い、しちゃうじゃん......
たった一つの言動で、舞い上がってしまう私も私だけど......
か、か、か、関節、キス..........///////////
彼女のことなんて、聞きたくないよ.....
それは多分、わかってるから
って、それさえも、わかりたくない.....
もういっそ、もうずっと
私は駿佑の声も聞かずに、一目散に家に帰った
.....もう無理だよ.....!!
なのになんで.......なんで......!!!!
駿佑のことしか、考えられなくなってる.......
いっそのこと、嫌いになれたらいいのに.....!!
嫌いになれない.......
むしろ........どんどん大きくなる一方だ....
やっぱ私.......諦めきれなかった......
どこにいても、なにしてても、いつも頭ん中駿佑でいっぱいいっぱいで......
苦しい........
私は、どうしたらいいのだろう......
そして迎えた次の日
憂鬱.........
今日もあの2人の幸せそうな顔見なきゃならないのか......
この声は、姫神さんと駿佑の声だ.......
1番、聞きたくなかったけど、何か揉めてるみたい....
......!!!!!
うそ、でしょ........?
2人が付き合ってたのは、私のため.......?
私が、いじめに合わない様に........?
そういうと姫神さんは去っていった
駿佑.........
また同じたらればを繰り返して、幼なじみという肩書を背負って
なんとかギリギリ君の隣にいられた
何かしらの間違いでいいから
私のものになってくれないかな
忘れさせてもくれなくて
むしろ忘れたかなんかないって
体でも頭でもない心が言うのです
だからもう、困らせてよ
苦しくさせといてよ、そんなふうに優しくしといてよ
何にも知らないくせして
「どうしたん?」なんてきいてくんな
他でもない君でこんな始末になってるんだよ
なんで言えるわけもない私はいつもと
同じ顔で言う「なんでもないよ」
そんなことばっかを考えていたこと
君が知るのは、いつになるかな?
はい!道枝駿佑からのリクエスト!!
みっちーで曲はSexyZoneの「名脇役」でした!
名脇役いい曲よねぇ〜笑←誰笑
またまたご感想よろしくお願いします!!
リクエストもやってるのでどうぞ!!
次回予告
高木雄也×僕はVanpire
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!