雄也side
俺は、吸血鬼の末裔、そう、ヴァンパイアだ
普段は人間の姿だが、真夜中になると、姿を変える
毎晩、若くて美しい娘を吸いに訪れる
.....さて、今日の獲物は、誰になるんだろうニヤ
誰も知らない、本当の俺の、正体は
そう思ってた
俺は自分で言うのもなんだけど、クラスの人気者
いじられキャラで、男女問わず信頼もあつい
.......でも、ただ1人、1人だけ、俺に目利きしない奴がいる
そう、このクラスの委員長、冴島あなた
ふたつ三つ編みでメガネ、制服も地味
この時代には珍しいタイプ
.......少し、気になる
そう思ってた、放課後だった
俺は放課後、彼女のことが気になり、図書室に行った
すると
必死に勉強に取り組む、彼女がいた
手を止めることなく、ひたすらノートに向かう
もしかして、聞こえてないのかな?
そう言うと彼女は席を立ち上がって、図書室をさろうとした
引き止めたいがため手を伸ばそうと思ったら、そのままこけてしまった
.......冴島さんも道連れに......笑
俺が冴島さんの上に覆いかぶさってる状態
こけた反動でか、冴島さんのメガネが取れた
そういうと冴島は去っていった
.......ていうか、なんで俺キスしたんだろ
自分の行動を振り返ってみる
お、お、俺が、人間に、キス!?
ありえねぇ.......
なんで俺が人間なんかに........
でも、あいつは、冴島は
めっちゃ可愛かった
周りの女子なんかと、比べ物にならないくらい
反動的に、キス、してしまった
......でも、俺はヴァンパイア、職務を全うしなきゃいけない
それなのになんだ.........
さっきからずっと、あいつの顔が、頭から離れない
何だよ、この胸のざわざわした感じ.......
それから、数日後がたった
俺はよく、冴島を目で追うようになった
あいつを見てると、胸が熱くなって、自分がおかしくなる
何だよこれ...........
シーン........
あ、しまった、授業中...........笑
あ、冴島が、笑った
........笑った顔、初めてみた
まただ、この感情
俺は、冴島のことが、好きなのか.........?
そして、時は放課後になった
俺は、冴島に会いに、また図書室に向かった
ガラガラ)
いつものように、必死に勉強に取り組んでた
その横顔が、指先が、瞳が、俺を、狂わせる
自制心(コントロール)聞かないほど、冴島ばかり、見つめてる
......ふっ笑集中してるな
そういうと冴島は立ち上がって、本棚に目を落とした
.....また、笑った
胸が、苦しい
しまった.........
ここ1週間、人間の血を吸ってなかったから、期限が....!!
.....でも、冴島の血を、吸うわけには......
.....でも、このままじゃ、俺の身がもたねぇ.......
どうする......俺.......
.....あー、みるみる回復へと向かっていく
俺やっぱ、冴島には、嘘つきたくねぇ
身動き、できないほど、今すぐ、この手で強く抱きしめたい
そういうと俺は、さっきあなたに噛み付いてしまった傷に、キスを落とした
そういうと俺は、あなたに甘い口づけを交わした
俺は、vampire 恋はdangerous
噛みつきそうなキスが止まらない
俺はvampire、愛の衝動が、破裂しそうなんだ
夜明けがきて、太陽があなたを、夢に変えても
十字架背負わされても、この愛は、無敵さ
ゆみちゃんおそなってごめん🙏
えっと、リクエストで雄也!!!
曲はHey!Say!JUMPの「僕はvampire」でした!
いかがでしたでしょうか??
最近ちょっとばたばたしちゃって、ほんまに遅なってごめんね!
リクエスト時間かかりますけど、お待ちしてます!
お初さんでも全然いいので、お気楽にリクしてくださいね〜!
次回予告
八乙女光×真夜中のシャドーボーイ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!