あなたside
あれから9年たった
拓哉もLilかんさいとしてデビューして、バタバタの毎日
だからか、最近よく些細なことで喧嘩してしまう
こんなしょうもないことて喧嘩しちゃう
忙がしいことはわかるけど····
私にもプライドというものがあるから、簡単には曲げられない
はぁ、あのときの拓哉、どこ行ったんやろ····
いっそのこと、別れた方がエエんかな···
はぁ····
あれ?ない
お気に入りのブレスレット
もしかして·····
あ、さては、隠したな?
拓哉はいつも、拗ねると、私の大事なものを隠す癖がある
もしかしたら、あそこかな?
ガサコソ)
あ、あった
見つかったのは、拓哉の部屋にある小さい引き出しの中だった
すると、拓哉は何も言わず、庭にでた
まぁ、私もいいすぎたしなぁ
拓哉も忙がしいし···
謝りにいこう
外に出ると、空にはもう、星が出ていた
といっても、まだ夕方だけどね
地面にちょこんと体育座りしてる拓哉に声をかける
そういうと拓哉は、自分の隣に座るように促した
季節たちが夕日をつれてきた
そして、影が、私を見つけて伸びる
その影は、拓哉の腕だった
今私は、拓哉の腕のなかにいる
ねぇほら、みてみて
影が重なった
そして数日後·········
そういうと拓哉は、今自分がいるところから私を促した
すると、拓哉は私の目の前でひざまずいた
え·····?
嘘····
外を見ると、あの日と同じような、大きな虹があった
ありがとう☺️
これからもずっと、一緒にいようね
リクエストで、ニシタクの突然の告白、続きでした!
いかがでしたでしょうか??
リクエストがあれば時間かかりますけど、書くので、遠慮なくお声かけてください!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!