第7話

チハフレ君は野良猫※③
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2020/06/17 17:55
短編集とは。。まだ続きます‪笑

朝起きると家主は居なかった。
ふと横のテーブルを見ると上に『起きそうになかったからちょっと出かけてくる。冷蔵庫の中のもの好きに食べていいよ』という置き手紙があった
フレント
フレント
いくら何でも信用し過ぎでしょ…
まぁ俺は悪いことする気ないけど、なにか取られたらどうするんだって…

少し乱暴に書かれたその文字にキュンと来る

…これくらいなら取ってもバチ当たらないよね?

俺はそのメモを折りたたんでそっとポケットに入れた
フレント
フレント
さて、冷蔵庫はっと
ドアを開けると野菜や肉が揃っている。きっと食べていいって言うのは手前の惣菜とかだろうけど、折角許可も貰ってる事だし2人分のご飯でも作って待つ事にした


丁度料理が出来た頃タイミングよく玄関から鍵の音がする
チハヤ
チハヤ
ただいまー…なんかいい匂い
フレント
フレント
おかえりチハヤ!
メモ見たから、冷蔵庫にあるもので野菜炒め作ってみたんだけど一緒に食べない?
チハヤ
チハヤ
まじ?ありがとう!腹減ってたんだよなぁ
いそいそとテーブルに着いたチハヤの前に皿を並べる。
こうやって人に作ったのは何時ぶりだろうか
チハヤ
チハヤ
いただきまーすっ(パク)
フレント
フレント
どう、かな?
チハヤ
チハヤ
めっっちゃうまい!フレントも食べなよ、全部食っちゃうよ?
フレント
フレント
そんな焦って食べないでよ‪w俺も食べる〜
2人で食事を囲って話してみると、年齢が同じ事も分かりかなり盛り上がった。

遠慮するチハヤを制して皿洗いまで済ませたフレントは少し名残惜しそうにしながらも玄関へと足を向ける
フレント
フレント
じゃあ…そろそろ
チハヤ
チハヤ
えっ、もう出るの?その、今日泊まる所は、ってかご飯食べる金は??
少し焦って質問攻めになってしまったチハヤの勢いにフレントは少し戸惑う
フレント
フレント
いや…ないけど。
チハヤ
チハヤ
なら暫く泊まりなよ。ご飯すごい美味しかったし、住み込み家政婦的な?
フレント
フレント
いいの?
チハヤ
チハヤ
勿論、じゃなきゃ俺から提案しないよ
フレント
フレント
嬉しい、ありがとうチハヤ!!
こうして2人の共同生活は始まった。