第2話

お兄ちゃん
906
2020/08/13 05:46
朝6時。

飼ってる猫・ひなに起こされて1日が始まる。
ひな
にゃあ((ペロッ
小さく鳴いて、頬を舐めてくるひな。

うん、可愛い(確信)
あなた

んん………ひなおはよぉ

目を擦り、お腹の上に乗ってるひなを撫でてだっこする。

そのまま起き上がって部屋のカーテンを開けると、朝日が差し込んだ。
あなた

眩しっ

ひな
んにゃあ(*´つ_⊂`)
******
ひなを下ろしてあげると、そのまま2人でお風呂へ。

お兄ちゃんだと嫌がるのに、私とならお風呂入ってくれるんよね。

好き()
あなた

さてと。ひな、行くよ

ひな
にゃトコトコ(((((*´・ω・)
2人でシャワーだけ浴びて、ささっと出る……んだけど、
あなた

ひなぁ〜早く洗ってご飯食べようよ〜

お風呂に入ってくれても、結局暴れるんだよね()
ひな
にゃ〜あ〜っ!( > < )
あなた

ひなぁ〜

両者攻防が続く()

じりじりと隅に追い詰めた私。
あなた

ひなっ!((ブシャー

ひな
にゃあっ!Σ( ˙꒳​˙  )!?
隙を狙ってシャワーをぶっかけた。
*****
あなた

お疲れ様ひな

ひな
にゃあ(=・^・=)
ひなをタオルで包んで軽く拭いて、下ろしてあげる。

私が体を拭いて髪を乾かしたところで、すみっこで毛づくろいをしてるひなを呼んでだっこする。
あなた

ひな、乾かすよ

ひな
にゃ
ぶぉー(適当でごめんなさい)
あなた

ん、乾いた

ひな
にゃあスタスタ(((((*´・ω・)
華麗に着地して、リビングへと歩いていくひな。
あなた

…………ふぅ。

制服を着て洗顔して髪を結ぶ。

鏡の中の自分を見て、笑顔の練習をする。
あなた

よし、

今日もきっと、大丈夫。
*****
リビングに行くと、既に朝ごはんが準備されていてお父さんの姿は無かった。
あなた

…………………

いつもそう。

お父さんは朝早くに起きて、朝ごはんとお弁当を用意すると家を出てしまう。

夜も遅いから、まともに話さない。

てか元々そんな話す人じゃないんだよね、
あなた

いただきます

ラップを取って、まだほんのり温かいご飯を食べ始めた。
*****
あなた

ごちそうさまでした

ひな
にゃあ
ご飯を食べ終えた私にご飯を迫るひな。
あなた

はいはい

カラカラカラ(ご飯を器に入れた)
ひな
にゃ!
あなた

はい、どうぞ。私お兄ちゃん起こしてくるから食べてて〜

ひな
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
ひなにご飯をあげて、お兄ちゃんの部屋に向かった。
*****
あなた

||☆\“(・_・。)コンコン
お兄ちゃん?起きてるー?

お兄ちゃん
んー………
朝には弱いお兄ちゃん。

絶対起きてないやつじゃん。
あなた

入るよー?|ω・)ノ|Ю ガチャ

***
お兄ちゃん
(。-ω-)zzz
幸せそうに寝てるお兄ちゃん。

まぁ………見た目は整ってるんだよなぁ……。
あなた

イケメンめ((((ボソッ

お兄ちゃんを起こそうとしたら、
お兄ちゃん
なんか言った?( -∀-)ニヤ
あなた

あ?調子乗るな(^_^ꐦ)

寝たフリかよ。

調子に乗りやがって。
あなた

私もう学校行くからね?

お兄ちゃん
んん………あなたがギューしてくれないと起きれない|ω・)チラッ
あなた

はぁ?^^

調子に乗りやがって(2回目)
お兄ちゃん
ごめんなさいなんでもないです
あなた

分かればよろしい

**10分後**
お兄ちゃん
あなた学校行くぞー
学校モードになったお兄ちゃんが声をかけてきた。

家だとあんな甘々?なお兄ちゃんだけど、
お兄ちゃん
何してんだよ早く行くぞ
あなた

はいはい

学校ではSっ気溢れる王子様です。。。

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