あなた「まふくん……///」
まふまふ「何?もう始めたいの?」
あなた「そういう事じゃなくて……」
まふまふ「何?言ってみてよ?」
私はこの言葉が言い出せない。
『帰りたい』
と、いう言葉が。
まふくんには気持ちよくさせてもらって申し訳ない気持ちがあるが、これはもう耐えきれないと思ったのだ。
でも、言えない。
この間が苦痛で仕方がない…
まふまふ「はやく」
あなた「でも…!」
まふまふ「はやく!」
あなた「ヒイッ…!」
まふまふ「僕に逆らう気なの?可愛くない子だなぁ〜」
あなた「…………帰りたいッ!」
やっと私は言った。
すごく勇気が必要だった。
でもまふくんは、
まふまふ「何で?最初はウキウキだったのに……あなたは僕のものでしょ?僕のものなのに何で従わないの?僕のこと嫌いなの?」
あなた「でも、もう耐えきれないの……」
まふまふ「何が耐えきれないの?」
あなた「まふくんの命令に……」
まふまふ「は?」
あなた「え………?」
まふまふ「耐えきれない?何それwこれはいちごと同時にお仕置きかな?」
あなた「ちょっとまふくん!?…ンッ///」
まふくんは無理矢理私の口を抑えた。
しかも、口で。
どんどんとろけていくような感覚になっていく……
また従わなきゃいけなくなる……
でも、これならいいかと思ってしまう自分もいる。
あなた「ま…まふくッ…ん///」
まふまふ「こんなんでとろけていく?馬鹿じゃないの?w」
あなた「ごめんなさい…///」
まふまふ「はいはい、その気持ちがあるならここに四つん這いして?」
あなた「はい…///」
まただ……はやく終わってほしい。
でも終わって欲しくない……
まふまふ「じゃあお仕置きタイムスタート♡」
ペチンッ
あなた「ヒャッ…!ンッ…!」
まふまふ「もっと声出しても良いんだよ?w」
あなた「…///」
まふまふ「返事がないなぁw」
ペチンッペチンッ
あなた「ウゥッ!イヤッ////」
その後、何回も何回も叩かれ、まふくんのお仕置きは終わった。
あなた「終わった…////」
まふまふ「お疲れ様♪またヤろうね♪」
あなた「こんどは、まふくんと繋がりたい……///」
まふまふ「今からでも良いけど?」
あなた「じゃあ今からヤろ?」
まふまふ「うん///」
私たちは、その後も甘々な時間を過ごしました。
~END~
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!