あなたsaid
私とアブさんは同僚で、いつも一緒に帰っている。
そんなある日……
アブ「もう仕事終わった?」
あなた「もう終わるよ!」
アブ「じゃあ待ってるね」
あなた「ありがとう^^*」
と、いつものように交わす言葉。
あなた「お待たせー」
アブ「お疲れ様〜♪」
あなた「お疲れ様!」
と、いい、
あなた「今日ちょっと飲まない?」
アブ「お!いいね!」
あなた「じゃあいつものところ行こっか!」
そしてお店につき、2人でたわいのない話をしながら飲んでいる。
すると、
アブ「あなた〜!」
ギュー
あなた「アブさん!」
いつものようにアブさんの抱きつきタイムが始まった。
私は今までアブさんのことを1人の男と思ったことがなかった。
でも、このごろ男ということを思い出し、1人の男として思ってきている。
そんな子に抱きつくのは反則だよ……
アブ「あれ?今何時〜?」
あなた「えっと……12時……ん!?12時!?」
アブ「終電無いねw」
あなた「アブさんのせいだッ!」
なぜかアブさんは冷静だ……
アブ「泊まるところは?」
あなた「ない。」
アブ「あららw」
あなた「笑い事じゃないんですけどーーー!」
アブ「ごめんごめん!で、どうする?俺んち来る?」
えっと、今なんて?
俺んち来る?っていった?
行ってみたい……
あなた「行ってみたいかも…///」
アブ「おっけー、じゃあ俺の家行こ!汚かったらごめんねw」
あなた「わかったw」
そして、アブさんの家に着いた。
高級マンションって感じで、意外だった……
そんなことを思いつつ、私たちは最上階へ上がった。
あなた「高っ!」
アブ「でしょw」
あなた「アブさんにしてはすごい!」
アブ「はいはいwじゃああがって!」
あなた「はーい」
普通に返事したけど、内心めっちゃドキドキしてる〜!ドキドキ……
ドキドキしながらはいってみると、
あなた「わぁ!すごい!広い!」
アブ「それは良かった♪♪」
あなた「凄い…………」
アブ「まだ飲む?」
あなた「何のお酒があるの〜?」
アブ「ん〜、ビール、ワイン、レモンサワーとか?」
あなた「じゃあ飲む〜!」
それからまた飲み続け、私はグダグダになってしまった。
アブさんは意外と意識はあるみたい……
あなた「フゥ…////」
アブ「顔真っ赤だよ?w」
あなた「ん〜?////」
私は胸元のボタンが外れ、ブラがチラチラと見えてしまって、
アブ「めっちゃエロいよw」
と、いまれてしまった……
あなた「どこ見てるの〜!////」
アブ「てかさ」
あなた「はーい?////」
アブ「まだ俺の気持ちに気づかないの?」
あなた「はて?////」
アブ「はやく気づいてよ……」
と言って、アブさんは私をすぐそばのベッドに押し倒した。
あなた「私は、もう気づいてるよ////」
アブ「じゃあ何を?」
あなた「アブさん、私の事好き?////」
アブ「好き。」
あなた「私も……////」
社内恋愛は禁止だと分かってる。だけどやめられない。
アブ「だから俺に躊躇なくついてきた?」
あなた「うん////」
私はお酒のせいもあるかもしれないけど、どんどん体が熱くなっていく。
そして、はやくアブさんと繋がりたい…
あなた「アブさん…////」
アブ「何?」
あなた「みんなで内緒のことしよ?」
アブ「うん、しよ。」
私はこれからアブさんと繋がる。
そして、みんなには内緒のことをする。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。