うらたsaid
俺と坂田は幼馴染みだったはずが……
ある日の事。
坂田「うらたさん!一緒にゲームしよ!」
うらた「しょうがないな…」
俺は、本当はゲームを坂田と一緒にやりたいと思っていたところだ…
なんでこんなに俺はツンツンしてしまうのだろうか…
坂田「やったー!なんのゲームやります?」
うらた「まずはス・マブラしよう」
坂田「いいねーー!」
俺は坂田といると楽しいし、落ち着くな〜……って、俺は何変なこと考えてんだよ!///
坂田「どうしたの?」
ビクッ
うらた「何でも……それよりはやくやろ」
坂田「そうやそうや!はやくやろうぜ〜」
危ない危ない………
そして、ゲームが始まる。
坂田「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!うらさん強い!」
うらた「俺と同じレベルまではやくこいよ!( -ω- `)フッ」
坂田「いつか絶対いってやる!」
数時間後。
うらた「もう帰るわ」
坂田「え、もう終電ないやん!どうやって帰る?」
うらた「坂田の家泊まっていってもいい?」
坂田「ええよ!でも、2人一緒のベッドやで?」
うらた「うん」
坂田は申し訳なさそうに一緒のベッドで寝なきゃいけないというが、俺は一緒に寝たいんだよ……///
まただ。
俺は気持ち悪いことしか考えることが出来ないのか?
(´Д`)ハァ…
そして、俺はシャワーを貸してもらい、坂田のベッドに入った。
すごくいい匂いがして、ついつい匂いを嗅いでしまう…
すると坂田がきた。
坂田「もう寝たん?w はやすぎやろw」
本当は起きているんだけどね…w
目を少し開けるとそこには坂田の上半身が目にうつった。風呂上がりか…!?
多分俺は今、顔が真っ赤だと思う///
俺は恋する乙女かっ!w
このままじゃ寝れなi…グーグー(-β-)zzz
次の日の朝
俺は目が覚めた。
そして目を開けると……
ビクッ
坂田の顔が目の前にあって驚いた。
またビックリさせやがって…///
坂田「んぅ…」
うらた「あ、おはよ…///」
坂田「うん…」
こんな状況、幼馴染みだと当たり前。
当たり前、当たり前。
そうやって俺は言い聞かせた。
てか、いつまで目を合わせるのか…
クリッとした目はすごく可愛かった///
そして俺は自分の家に帰り、坂田にラ・インをした。
うらた『今日はありがとう』
坂田『楽しかったね!』
うらた『また泊めてね?』
と、色々と話してから俺は冗談っぽく言ってみた。
すると坂田は、
坂田『うらたさんだけならええよ?志麻くんとセンラは呼んだらあかん!w2人きりやで!』
と、坂田が返してきた。
こんな言葉が送られてきたら、期待しちゃうじゃん…////
~END~
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。