第6話

六話 〜最強である責任〜
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2021/01/18 17:04

〜おそ松 side〜



昔はチョロ松と相棒だった。

アイツとは色々気が合ったから。

でも何かが違った。自分はもっと違うやつといれば強くなれる気がする。

なんて言う元相棒には失礼極まりない事を考えて

俺たちは相棒を選び直す事にした。

その結果が今のこれだ。

何かこいつとならやれる気がする〜って思った。

ま、ただの勘でしかないんだけど。

でもやっぱちょーーーっと駄目な部分はあるもので。

これはある日の任務の話





松野おそ松
松野おそ松
あれ?ここに居るってなってなかったっけ?
松野おそ松
松野おそ松
…あれぇ〜?

何と言うことだ

俺は対象の位置を見失った。

しかもトド松は本部(家)から指示役。

この任務に来ているのは俺だけ。

あ、詰んだかな。

対象のやつきっとどっかから狙ってくるかな。

何てことを考えてた。

そしたら

嬉しいけど嫌な出来事が

それはーー


モブ
オルァ!
松野おそ松
松野おそ松
げっ!


ドスッ

松野おそ松
松野おそ松
松野トド松
松野トド松
何見失ってんの?ばっかじゃないの
松野おそ松
松野おそ松
…あちゃー…
松野トド松
松野トド松
あちゃーじゃないよバカ長男
ちゃんと相手を見て指示を聞けってあれ程言ったのに
松野おそ松
松野おそ松
さーーせん…

そう、こいつはどこからともなく湧いて出てくる。

そんで対象を殺してくれる。

でもそれが何かモヤモヤして。

俺が最強ってことになってるんだけど

でも実際一番強くて容赦ないのはトド松。

だからこそ最強って言われる事への

責任の重さは

計り知れないものである

松野おそ松
松野おそ松
俺最強なんかじゃねぇのに…

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