清｢こた、誰とシてんの？ちゃんと名前呼ばなあかんやろ？｣


挿れている、という支配感を理由に強気な発言で恥ずかしさを紛らわす



小｢はぁ…あん！…きよはるっ…きよはると…シてるっ…あぁん！…きよはっ、る…｣


名前を呼ばれて満足する


俺のモノは、しっかり固くなり、不安な要素は何もない


清｢はっ…あぁ！…んっ！｣

小｢あっ！…ああん！イイ！当たってるっ…きよはるの、あぁ！気持ちいっ｣



体が熱くて堪らない

どれだけ突いても熱が冷めそうにない



こたのモノを握り、扱き上げる


清｢あぁ！こたっ…気持ちいっ！はぁん…｣

小｢ふ、あっ！ああっ！両方ダメっ、ダメっ｣



小｢イッちゃう、イッちゃう！あぁん！んっ…｣





久しぶりのセックスは1度では足りなかった
ずっと我慢してた、なんて知ったら満たしてあげたくもなる



清｢こた、俺って物足りんって思ってた？｣

小｢え？思ってないよ？｣
｢毎日シてもいいけどね笑｣

清｢物足りんと思われたくないわ｣

こたの上に覆い被さる







小｢ふぅ…｣

清｢こたは3回やけど、俺はまだ2回しか出してへんよ｣

小｢え？あ、ちょっ…！｣

こたを引き寄せキスをする






小｢あぁ…はぁ…｣

清｢俺も4回出したいんやけど｣

小｢待ってよ、もう今日は無理だよ！｣

清｢こたは4回出したのに？｣






小｢はぁぁん！も、おかしくなっちゃう！きよはる…あぁ！…ああん！｣




…





小｢や、何か中が変だからっ！あっ、だめっ！きよはるっ待って！あぁっ！あっ！｣







(りょうが)
2人にLINEを送っても返ってこないまま放課後を迎えた

据えた目をしてた訳じゃないから、大丈夫なはずなんだけど…




チャイムを鳴らしても音沙汰がない

念の為、とドアに触れると鍵が掛かっていない

先輩に鍵して、って言ったのに忘れちゃったのかな…


勝手知ったるこたの部屋に様子を見に行く



涼｢…！！｣

な、なにこれ



最初に目に入ったのは床に転がる丸まったティシュの数々


広げられたティシュには使用済みのゴムが積まれ…


ん？何個使ってんの！？



ベッドに目をやると2人が爆睡している


床に落ちた衣類から、きっと素っ裸だろう



小｢ん…りょうが…｣

目を開けたこたの声は枯れている



涼｢すごいね、これ｣



小｢今日は離してくれなくて…｣

涼｢俺、付き合ってるって聞いて心配してたけど、少なくともこっちの方は大丈夫そうだね笑｣

小｢いつもじゃないよ｣

涼｢先輩、鬼攻めるじゃん、体力はありそうだけどさすがにこれは意外すぎて笑う｣


こたは俺の言葉に笑みを浮かべる




小｢僕は大丈夫だから｣


急に俺の目を真っ直ぐ見て、枯れた少し低い声でこたが言う



涼｢…うん｣








小｢先輩、もう起きて｣

ベッドサイドに立っているこたの声で目が覚めると夕方だった


清｢嘘やん！昼飯も食ってないのに夕方？｣

小｢もうすぐ親が帰ってくるから、服着て｣




着替えていると

小｢カップラーメン食べる？｣

清｢食べるっ！｣

さすがに食べないと死ぬ


ずっとベッドサイドで立っていたこたが歩き出す


小｢んっ…痛っ！…腰が砕けそう…｣

清｢…大丈夫？無理しやんで、ここに居てええよ｣

小｢僕もお腹空いたもん…さっきもシャワーで1度下に降りたけど、階段で足がガクガクしちゃって落ちるかと思ったよ｣


ブツブツ言うけど、結局下に降りていった

やりすぎた、な…



ベッドに腰掛けてこたを待つ

あ、俺何も片付けんと寝ちゃってた…

周囲を見渡してもマズイものは見当たらない




小｢お待たせ｣

お湯が入っているであろうカップラーメンを2個両手に持ってこたが戻ってくる



清｢明日大丈夫なん？部活もあるのに｣

小｢だからもう無理って言ってたじゃん…｣


清｢そう、な｣

小｢1日の回数より毎日する方が良くない？｣


毎日って…
それは冗談と受け取っていいんかな…




小｢はい、3分経ったよ！｣

清｢ん｣

｢ごめん、急にやりすぎたよな｣

小｢別に…｣

清｢ごめん、お前に全部片付けさせて｣

小｢いいから！食べなよ｣




清｢こたも少しは休めたん？｣

小｢うん。あ、さっきりょうが来たよ｣

清｢LINE来とったな…気づかんかったわ｣



小｢部屋の惨状見てびっくりしてた笑｣

清｢え！？片付ける前に来たん？｣

小｢うん、鍵掛かってなかった、って言って僕も寝てたけど目が覚めたら居たよ｣



清｢後輩に見られるのは恥ずい…寝てて良かった…｣

小｢りょうが何て言ってたと思う？｣

清｢言わんでええよ、どうせやりすぎって言ってたんやろ｣


小｢今日はどうしたの笑｣


清｢や、…そりゃ、そうなるやろ｣