買い物を終えた帰り道
さとみくんは無言で車道側の私と位置を交換してくれたり、
荷物を全部持ってくれた
そんなさとみくんの行動にいちいちドキドキしてしまう
そんなことを考えながら歩いていたらいつの間にか家に着いてしまっていた
さとみくんはまるで私の心を読んだかのように問いかけてきた
はぁ、もう、好きだ。
・・・
ガチャッ
・・・
・・・
ご飯を食べ終わってゲームをしていると、、
ピカッ
ゴロゴロゴロー
外で雷が鳴りはじめた
実は私は雷が大の苦手なのだ、、
パッ
停電してしまった
私、くらい所も嫌いなのにー!!
2人が懐中電灯を取りに行った。
真っ暗で周りが見えない
すると後ろから何かが被さってきた
びっくりして声が出ない、
バックハグをされた状態で耳元でさとみくんが囁く
ピカッ
ゴロゴロゴロー
そういうとさとみくんは優しく私の首筋にキスをしてきた
慌てて口を抑える
すると今度は強く首筋に、、
徐々に意味を理解し、全身が熱くなる
パチッ
丁度よく電気がついた
私がさとみくんの方を見ると平然とした顔で座っている
私は咄嗟に首を隠して誤魔化した
絶対からかってる。
・・・
みんなが部屋に戻った後
私はマークを確認しに洗面台へ行った
もっと漫画みたいな、、、
まさかさとみくんが、S だとは
この恋、どうなっちゃうの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!