そう、あなたから浜辺で告げられた日から約2年。
はじめくんはすごくワクワクした顔で言う。
こんなワクワクしているはじめくんを見るのは久しぶりだった。
そう言って、私たちは車へ向かう。
そして、`あるところ´へ出発した。
車の中で気になったことを聞いてみた。
内緒が1番怖いな~と思いつつも、どこに連れて行かれるのか楽しみにしている自分もいた。
どうやらいつの間にか寝てたらしい。
うわ、寝ちゃってた、と思いながら目を開けるとすぐにそんな気持ちは消え去っていった。
私は早くその場所に行きたくてすぐに車を降りた。
と言うと、はじめくんが車から降りてきた。
今、私たちの目の前に広がっている綺麗な景色。
それは、私がはじめくんに告白された浜辺だった。
夕日が海に反射してより綺麗な景色になっている。
と言ってはじめくんは少し浜辺を歩きその場に座った。
私も後を追って隣に座る。
はじめくんからそんな言葉が出るとは思わなかったから驚いた。
もしかしたら、別れようなんて言われるかもしれない。
そんなことが頭の中をグルグルしたがしっかり受け止めることに決めた。
私は確信した。
これは、別れ話だ。
もう無理だ別れようなんて言われるんだ。
そう考えれば考えるほど涙が溢れそうになる。
もう我慢できない。
私の目から涙がどんどん出てくる。
思わず自分の思っていることをそのまま口に出してしまったが、返ってきた反応は意外なものだった。
結婚と言う言葉にまだ頭が追いついていない。
はじめくんの手には指輪がある。
告白した浜辺でプロポーズとかずいぶんロマンティックな男だね
そんなの答えは1つしかないじゃん
はじめくん、ずっと愛してるよ
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今回も読んでくださってありがとうございます!
はじめくんの誕生日に出したかった😿
お話少し長めになってしまいましたね😅
あと、終わり方すごい雑いですが許してください(笑)
投稿頻度もっと上げれるよう頑張りますので気長に待っていてください!
それでは次回もお楽しみに!!👋🏻
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!