あなたside
今日は午後から撮影になってます!
なので午前中は早く起きて近くの公園に行ってスケボーをちょっとだけやってます
よかった今日は人少ないや
1人でスケボーを練習するのは寂しいっては思ったことない
スケボーは20歳の誕生日でゆうたに買ってもらいました
とりあえずヒールフリップを成功させたい
ゆうたも誘ったけど今日は編集だって~
乙だね
.
スケボーを練習して1時間が経過しました
意外に今日は調子いい、まだアザできてないし
とりあえず休憩しよ
自販機で水を買って近くのベンチに座りました
ニャー
『…?』
ニャーニャー
『やっぱり猫だよね?』
猫の声が遠くで聞こえる
5分くらい探して
公衆トイレの裏にダンボールがありました
ダンボールの中には黒っぽい子猫が1匹入っていました
可哀想に、腕怪我してる
とりあえず病院連れてかないと
私は急いでスケボーに乗って近くの動物病院に子猫をタオルに包んで行きました
.
「怪我は大したことありませんでした」
『ありがとうございます』
「あの、この猫どうしますか?」
『もし、引き取る人が居なかったらどうなるんですか?』
「保護施設に連れていかれると思います、けど今の時期繁殖期の事もあり捨て猫が多くてなかなか引き取られない場合もあります」
『その時は、』
「やっぱり察処分になってしまうと思います」
『すみません、ちょっと確認取ってきてもいいですか?』
「はい!」
とりあえず、やまとかな?
やまとに許可もらったら次にお母さんに連絡しないと
プルルル
『あ、もしもしやまと?』
やまと「ん、どうした?」
『ごめん起こした?』
やまと「いや大丈夫」
『あのさ、やまと?私今ね猫を拾ったの』
やまと「え?あ?ねこ?」
『うん子猫私の家で飼ってもいい?』
やまと「いや、そっか。うんいいんじゃない?」
『え、いいかな?』
やまと「でも大変なこと分かってる?ちゃんと面倒見れんの?」
『頑張る』
やまと「うんいいんじゃない?あ、ちゃんとお母さんにも許可とれよ」
『うちのお母さんはやまとに許可もらったならいいよって多分言うから笑』
やまと「言いそうだな笑んじゃ明日午前中一緒にゲージとか見に行くか?」
『うぇ、いいの!?』
やまと「うんいいよ」
『やったありがと!』
やまと「いーえ」
やまとに許可を得れたんでお母さんにもちゃんと許可を取りました
『あの、私の家で飼います!』
「ほんとですか!?ありがとうございます!」
『それで、私の家ゲージとか何もないので明日引取りにきてもいいですか?』
「分かりました!ではこのパンフレット持ってってください」
『助かります!ありがとうございます』
看護師さんに猫の飼い方というパンフレットを貰いました
私の実家では3匹猫を飼ってるんで一応分かってはいたけど
1人ってなるとちょっと心配
明日ちゃんとやまとといろいろ買いに行こう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。