授業中
俺は考え事をしていた
もちろんその考え事とは東城さんのこと
なんで、よりによって東城さんなん?
他に居たやろ、
姉弟になるってことは、
好きになっちゃあかん人ってことや…
不幸過ぎひんか??
でも、好きな人と暮らせる、
それは、俺だけができること
他の誰でもない
俺だけが
もう後悔しても遅いこと
そう思いながら机に顔を伏せて寝た
授業が終わったあと
正門に
正門「大吾寝てたやろ」
大橋「見た見た!寝てた!」
「バレてたか」
正門「先生チラチラ見てたで」
「え、まじで?」
その後俺は先生に呼び出されました。
まぁ、仲のいい先生だったのでほぼ雑談←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。