大橋『うん。あなたちゃんな大ちゃんのこと褒めてたで』
え、褒めてた??
あなたが??
何に対して?!
「え、どういうこと?」
大橋『なんか、大ちゃんといて楽なんやと。あ、姉弟になれて嬉しいって』
一緒にいて楽なのは嬉しいけど、
姉弟になれてって、、
姉弟としてでしか俺の事見とらんってことか、
大橋『あ、あとな?こんな彼氏が欲しいって言っとたで』
「お、俺みたいな?!」
大橋『うん』
「でも、俺の事姉弟でしか見とらんやろな、」
そういうとはっすんが
大橋『姉弟じゃなくて男として見られてると思うけどな?』
「なんでや?」
大橋『んー、分からへんけど、話の内容的に、姉弟感なくて』
「そうなん?」
大橋『とりあえず、大ちゃん頑張り?』
「頑張っても、彼氏いるし…って、あなた彼氏おるよ?!なのにこんな彼氏欲しいって言ったん?!」
うん、あなたには他校に彼氏がいるって噂あったよ?!
大橋『あー、前は居たんやって、でも別れたらしいで』
「そうなん、?」
大橋『だから頑張り〜。俺そろそろ切るな?』
「うん、ありがとう」
そう言って電話を切った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。