正門の提案で
はっすんと俺と正門3人で話し合うことに
大橋「…なんで俺の事避けてるん、?」
先に切り出したのははっすんの方だった
「…昨日何してたん?」
大橋「昨日?出かけてたよ?」
「誰と」
そこまで言うと黙り込んでしまった
正門「はっすん正直に言い」
大橋「…言えへん」
正門「なんでなん?」
大橋「約束したんよ、言わないって」
約束…?
あなたとはっすん2人で出かけてることを?
「…俺昨日見てん」
大橋「え、」
「あなたとおったやろ」
そう言うと気難しいそうな顔をする
やっぱり隠したかったことなんや、
大橋「…大ちゃんごめん、」
「なにが?」
大橋「2人で出かけてた…でもほんまに言えへんねん、」
「は?」
大橋「2人で出かけてたことは謝る、けど、なんで出かけてたかは言えへんねん、」
言えない言えないって、
デートじゃないの、?
って、言いたかったけど俺は、
「もうええわ、俺帰る」
そう言って、帰ってしまった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。