次の日の朝
母「今日何かある?」
「なんもあらへんよ」
母「なら、早く帰ってきてちょうだい」
「なんで?」
母「引越しの準備せなあかんから」
引越し…そっか、お母さん再婚するもんな、
「分かった。行ってきます」
そう言って家を出た
大橋「大ちゃん、おっはよー」
「おはよー」
正門「なんや、眠そうやな?」
「昨日あんまり寝れへんくて」
大橋「寝不足ー?無理したらあかんでー?」
はっすんはたまに親みたいなことを言う笑
でも確かに寝不足だ、
仕方ないやんか、東城さんと住むかもしれへんのに…てか住むのか
正門「あ、東城さん」
「え、」
その言葉に振り向く
言葉通り東城さんは、いつもいる女の子と2人で登校中
やっぱり綺麗やな…
大橋「綺麗やなぁ、」
「せやね、」
大橋「てか、大ちゃん今日どうしたん?元気ない??」
なんでこういう時鋭いんだこの人は
「なんでもあらへんよ」と適当に受け流し学校の中に入った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。