俺はふと目を覚ました
そう思いながら体を起こした
医務室にいるのは俺だけのようだ
隣のベットを触ってみるとほんのわずかだが温もりを感じた
そう思っていると、医務室の外が騒がしいことに気づいた
雪虎はベットから降り、外の様子を見に行ってみた
仁花がちょうど医務室の前を横切ったのだ
谷地は言いずらそうにしてた
雪虎は谷地の手を引っ張り歩き始めた
雪虎は自分の宿泊部屋に着くとドアをおもいっきり開けて部屋の中に入りカバンの中をあさり始めた
そういうと、机の上にパソコンをのせカチカチと何かを打ち始めた
雪虎は急に黙り何かを考えていた
雪虎はパソコンの画面を指さしていた
2人は雪羽の部屋に向かった
雪羽の部屋の扉は当然カギがかかっていた
そういうと、ポケットから針金をだし鍵穴に入れてカチャカチャといじり始めた
カチャッ
カギが開くと2人は部屋に入っていった
雪羽の部屋には何も無かった
あるとするなら、ベットの上に置いてあるタブレットだけだった
雪虎が電話をかけてみると、室内にピリリリリっという機械音が鳴り響いた
雪虎と谷地は部屋中を探してみると
そういうと谷地はベットの下から雪羽のスマホを取り出した
雪虎はスマホを開いてみると
『Look at the tablet』
と書かれていた
雪虎は机の上にあるタブレットを開いてみた
すると雪羽から一通のメッセージが届いてあったのだ
メッセージには___
そう書かれていた
そういうと谷地は部屋から飛び出して行った
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。