僕に警棒を持って襲いかかってきたので、単調な動きで振り回された警棒をよけ、そいつの顔を殴った。
すると、偽物警察はメガネの方の指示で警棒を振り回し、職員室の外に逃げていた。
すると、
「なんだこれ!?」
廊下に響く大きな声を聞いて、僕は、武器の代りに長めの箒を掃除用具入れの中から取り出し、偽物警察のもとへ向かった。
すると、僕が職員室に行く前に締めておいた防火シャッターで道をふさがれて慌てていた。
僕がなんの用意もなしに敵の前に現れて、やすやすと逃すとでも思っていたのか?こいつら。
だとしたら、天性の大バカだな。(僕の意見では)
そして偽物警察は、僕を見るなり、また警棒を持ち、襲いかかってくる。
だから、僕は、さっき持ってきた箒で警棒を弾き飛ばした。
ちなみに僕は、剣道部で、入部そうそう、剣道の大会で去年全国一位になった3年の部長に勝った。 まぐれとかなしで…しかも、僕は全く本気を出さずに…
そのため、剣道の腕なら自信があった。
2人の警棒を取り上げて、そのまま、腹パンして、気絶させ、拘束し、警察に連絡をした。
7分程で、警察は来て、警察になりすました不審者は無事、逮捕されたのであった。
****************
ちなみに学くんは、前世で侍をやってました。この世に残った最後の侍で、卑巫女様の護衛をするのがお仕事でした。
剣道強いのも納得ですね!
byあいら&ふしぎ(作者)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。