第42話

修学旅行ー海水浴 青城澄晴sideー
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2022/01/20 13:24
2人になって、沈黙が走る。

少しして、七花に話しかける。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
七花、ごめんな。
助けれなくて。
恐怖でなのか、少し冷たく白い俺より小さな手をそっと握る。

その手を自身の口まで持っていき、手の甲にそっと唇を触れさせた。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
お姫様だったら、目が覚めるんだけどな……。
そんな都合の良いことは起きず、一向に目は覚めない。
ただ、早く目が覚めてほしいという思いが握った手から伝う事を期待するしかできない。
七花を見つめてると背後からいきなり扉が開く音がした。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
うゎっ……
竹橋先生
竹橋先生
あら?びっくりさせちゃった?
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
ノックしてくださいよ。
竹橋先生
竹橋先生
ごめんごめん!
笑いながら先生はそう言う。
竹橋先生
竹橋先生
てかさ、2人って付き合ってるの?
突拍子のない事を言われ、危うく椅子から落ちそうになった。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
はっ……?!
竹橋先生
竹橋先生
だいぶ噂になっててねー。
真偽が気になるしさ。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
えっと……は、はい………。
躊躇しながら言った。

多分自分の顔は、真っ赤だろう。
竹橋先生
竹橋先生
やっぱり!
青春っていいねー!
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
はぁ……。
竹橋先生
竹橋先生
あ、てか忘れてたけど、海いいの?
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
あっ……。
というか、七花が心配すぎて、水着を着てたことを忘れてた。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
着替えて、七花のそばにいます。
竹橋先生
竹橋先生
いいけど、班のみんなには言うのよ?
一応熱中症になった瑠井宮さんのお見舞いとして。
言い方は刺々しいけど、訳すと七花を守るための嘘をつけと言われた。
着替えから戻ったときは七花はすでに目覚めてた。
けど、触れないと何処かに消えてしまいそうな程弱々しくなっていた。
そして、あんなに自信満々だった姿は跡形もなく今はただ七花自身を責めてた。
自分は汚れてるたとか、ごめんねだとか。


欲しい言葉は違う。
ただただいつもの会話する時の言葉がほしい。

何度も否定しても、自分を責める。
だけど、七花が自分自身は彼女失格って言ったときは何かがふつりと切れた。
泣きたいのは七花なのに、涙ぐみながら言葉を無理に静止しようと抱きつく。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
そんなこと、言わないで。
……大好きな恋人がこんなに苦しんでる姿は見たくない。

その一心で泣きながら七花を強く抱きしめた。

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