第40話

修学旅行ー海水浴中後編ー
2,484
2022/01/10 00:25
目が覚めるとギシギシとした簡易ベットの軋む音がした。
そして周りにはカーテンが張られていて、カーテン越しにシルエットが見える。

カーテンがシャーと開く。
先生
瑠井宮さん!
良かった……大丈夫?
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
あ、えっと……。
目の前の保健室の先生もとい竹橋先生は泣いていた
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
ご迷惑をおかけしてすみませんっ……。
まず最初にその言葉が出た。
竹橋先生
竹橋先生
瑠井宮さんは何も悪くない。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
でも、せっかくの修学旅行なのに……。
竹橋先生
竹橋先生
まぁ、必要なことだから担任の先生にだけは言いました。でも念の為秘密にしておくように行ってあるけど。
竹橋先生
竹橋先生
だから、余程のことがない限りは迷惑は掛からない。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
ありがとうございます……。
竹橋先生
竹橋先生
もちろんあんなロリコンは刑務所にぽいっよ。
先生はわざとなのか明るい言い回しで話してくれた。
竹橋先生
竹橋先生
だから安心して……っていうのもおかしいけど、一先ずは、大丈夫だよ。
先生の優しさと、さっきの出来事の恐怖の感情で心がぐちゃぐちゃになって涙が滲んできた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
うっ……うぅっ…………。
竹橋先生
竹橋先生
怖かったわよね。
思い切り泣きなさい。
先生に背中をさすられながら赤子のように思い切り私は泣いた。
竹橋先生
竹橋先生
私は他の先生のところに行ってくるから。
一応着替えはそこの棚にあるから。
竹橋先生
竹橋先生
終わる時間になったらまた声をかけるからね。
先生はこの部屋から出ていった。
私はベッドを降り、棚から着替えの入ったカバンを取った。
ふと棚の横に鏡があるのが見える。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
………。
私は自分の体をまじまじと見る。
この日のために買った真っ白なレースの水着。それが場違いな格好に思えてくる。
手首の辺りを見ると、真っ赤に色濃く手を掴まれた跡があった。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
っ……!
跡を見ると涙が出そうになる。

その跡が一生消えないんじゃないかと思ってしまう。
こんな事になるなら自分の容姿を鼻にかけなければよかった。

と、1人で後悔をする。
とりあえずベッドに戻り元着てたワンピースに戻る。
けど、手首の跡は見えたまま。
だから私は、一先ず先生から借りたパーカーを羽織った。
私はずっと泣いた。
恐怖と申し訳無さと怒りで。
そんな感情はやめろと言わんばかりに勢いよく扉が開いて、誰かが入ってきた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
だ、だれ?
カーテンを締めていたため誰かわからなかった。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
七花。
その声だけでわかった。

私の救世主だ。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
すば、る……。
だけど今は合わせる顔はない。
こんなに、最低な彼女なんだから。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
ごめんね。本当にごめんね。
シーツに一粒、一粒と雫を垂らしながらそう言う。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
気にすんな。
七花はなんにも悪くない。
そう言うのと同時にカーテンが開かれた。

澄晴も私服に着替えていた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
服、ごめんね。破かれた……。
それに言われたのにあんな目にあったし……。
その言葉を何回も繰り返す。
オルゴールのように繰り返すことしかできない。
その時手にぬくもりが伝う。
暖かくて優しくて大きい手。

あぁ、やっぱり。

やっぱり澄晴じゃなきゃだめだ。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
服なんてどうでもいい。
それに自分を責めるな。
あれは七花を行かせた俺が悪い。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
でも、でも、私2度もをこんな事になってるよ……。
私、汚れちゃってるよ……。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
七花は汚れてなんかない。寧ろ誰よりも綺麗だ。だから、いつも通りの七花をいつか見せて。
真っ直ぐで、優しくて泣きそうな目でこちらを見てくる。
でも、ごめんなさい。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
て、手首に跡が付いてるの。
あの人に押さえられたときの。
手首を自然と捲る。
この跡を見ると恐怖が蘇る。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
これは消えないと思うと怖いの。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
だから、私は彼女失格_____。
そのセリフを言おうとした時、抱きしめられる感覚があった。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
そんなこと、言わないで。
声だけでもわかる程、澄晴も泣きながらそう言った。










雰囲気ぶち壊れのためわんく

















そろそろ
作者
2人の絆を描こうとしたら文才が無くなってしまった……。
作者
その上バチクソ長文なんだが????
作者
誰か私に文才を恵んでください←
作者
もしくは執筆代行者いませんか??←←←
作者
それと、宇野ちゃんと倉郷ちゃんいつ出しましょうか……。
作者
正確にはどんな系統かは決まってはいるんですが、細かい部分が決まっておりません()
作者
ですので修学旅行編が終わり次第アンケートを取ろうかと思います。
作者
ぜひよろしくおねがいします!
作者
それでは応援、お気に入り、コメント、フォロー、ぜひお願いします!

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