第41話

修学旅行ー海水浴 青城澄晴sideー
2,403
2022/01/17 08:48
ー青城sideー
七花が知らない男についていった時、何かが引っかかった。

初めはらしくもない嫉妬かと思ったけど徐々にそれは形を成していく。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
あ、そうだ………!
昔、いとこから聞いたことがある。
クラゲの応急処置は確か冷やすだけで平気だと。
クラゲの毒が回っていたとしても、自分自身で押さえられるはずだ。

もし、押さえられないような状況だとしたら、声を掛けないで救急車を呼びに行くはず。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
クソっ……。
簡単な事実に気付けない自分に苛立ちが湧く。
俺は一刻も早く、七花の元へ向かった。

幸いなことに足には自信があるため、すぐに追いかける事ができた。
追いかけた先で、七花が襲われそうになったのを見つけた。

その場で助けたかったが、生憎体格は男の方が大きい。それに結構ゴツい。止めようとしても無駄だろう。

だからすぐに戻って保健の先生に言って警備員と先生と一緒に七花の元へ向かった。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
七花!
1回声をかけても気付かれない。

もう1回声を掛ける。

するとこちらの方を向いた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
す、ばる……?
入道雲を連想させるような真っ白な肌は青ざめていて目は涙で潤んている。

着せていたパーカーも服としての機能を無くして、布を着ているだけのような状況で、水着も若干乱れていた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
澄晴、ご、めん………。
泣きながらポツリと弱々しく呟いた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
パーカーもごめん。
彼女、失格だよね……。
俺はただその状況を見ることしかできなかった。

警備員は男を捕まえて事務所のような場所に連れていき、保健の先生は七花の体には大きすぎるパーカーを羽織らせてた。
竹橋先生
竹橋先生
青城さん、医務室へ運ぶの手伝って。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
わ、かりました。
七花を姫抱きし、先生に案内され医務室へ連れて行った。
幸いにもこちらはあまり注目されず、静かに医務室へ運べた。

医務室のベッドにそっと七花を乗せる。
竹橋先生
竹橋先生
……青城さん、伝えに来てくれてありがとう。
貴方の対応、正解だったわ。
俯いて先生は話す。
竹橋先生
竹橋先生
もう少し遅かったら………。
そこで先生は言葉を濁らす。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
……俺が悪いんです。
あんな体格差がある相手でもすぐに駆け寄れば……。
そこでふと先生からの視線を感じ言葉を止める。

その視線は凍てついていて、とても鋭かった。
竹橋先生
竹橋先生
あそこであなたが立ち向かってた場合、あなたも巻き込まれてたかもしれないのよ。
竹橋先生
竹橋先生
あそこで怪我して誰も呼べに行けなかったら、それこそ瑠井宮さんもあなたも危なかったの。
竹橋先生
竹橋先生
だから私達を呼びに来て正解だったのよ。
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
……はい。
竹橋先生
竹橋先生
私は先生方に少し事情を言わなきゃだから、瑠井宮さんをお願いできる?
_青城  澄晴@せいじょう  すばる_
青城 澄晴せいじょう すばる
わ、わかりましたっ!
そのまま先生はここから出ていき、2人きりになった。



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男性キャラ:はりねずみ版男子メーカー

女性キャラ:妙子式おんなのこ

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