第44話

修学旅行ーホテル編1ー
2,236
2022/02/07 06:53
海水浴を終え、そのままホテルに向かった。
ホテルは、ファンタジーランドの世界観のホテルで、とっても広い。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
えぇー!めっちゃひろーい!
横栗 小百合
横栗 小百合
ここに泊まるんだ……!
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
っと、今は4時で晩御飯は7時から。
それまで、お風呂とか先に済ましておこう。
横栗 小百合
横栗 小百合
四野宮さん、頼りになるね……!
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
ありがとう。
っていうか、ななは熱中症大丈夫?
ぎくり、とした。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
あ、全然平気!
少しふらっとしただけだから!
そういえば熱中症ってことになってたな、って思い出した。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
もー、気をつけてよね。
横栗 小百合
横栗 小百合
2人とも、仲良いね。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
まぁ、中学からの仲だしね。
そういえば、横栗さんはどうして私達の班に来たの?
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
あ、たしかにー!気になる!
すると、小百合さんは顔を赤く染めながらほそぼそと言った。
横栗 小百合
横栗 小百合
る、瑠井宮さんに、恋愛相談乗ってほしくて……。
目の前の小百合さんは、完全に恋する乙女だった。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
えっ、めっちゃ嬉しい!
わかった、相談乗る!
横栗 小百合
横栗 小百合
ありがとう……!
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
横栗さん良かったね!
あとななー、騒がしいよ。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
もぅー、冷たいんだから!
横栗 小百合
横栗 小百合
あ、それとね、私の事小百合ちゃんって呼んでくれたら嬉しいな!
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
小百合でもいい?
横栗 小百合
横栗 小百合
うん、全然!
ひとまず、談笑を終えた。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
ふー、お風呂気持ちよかったー。
漫画とかでよく見る大浴場ではなく、部屋についてる浴室に入ったけど、十分疲れを取ることができた。
小百合が入り、紅寧と2人きりになった。
ふと、紅寧が呟く。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
なな、隠してることあるでしょ。
その目は至って真剣で、嘘を突き破るかのようだった。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
な、なんで?
つい、慌てそうになる。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
私これでも実行委員だから、周りの様子を見てたんだよ?
青城くんに担がれたななと竹橋先生が事務所っぽい場所に向かって、その後に同じ場所からごつめの男性が同じく事務所っぽい場所へ向かってその後に警察に連れられてた。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
絶対何かあったでしょ。
_四野宮  紅寧@しのみや  あかね_
四野宮 紅寧しのみや あかね
それにななの態度、明らかに嘘ついてる。
中学からの仲、舐めないで?
……親友には、嘘つけないんだなぁ。
_瑠井宮  七花@るいみや  ななか_
瑠井宮 七花るいみや ななか
う、ん。なんかあったのは間違いないよ。
伝えるだけで胸がバクバクする。

もし、紅寧に嫌われたら、なんて思ってしまう。

澄晴とはまた違った好きという感情を抱いた親友に裏切られたくなんかないから。

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