無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

前の話
一覧へ
次の話

第2話

出会い
アポを取って会う当日
僕は髪の毛をワックスで少し整えて、透明なリップグロスを塗っていた
群青のシャツに黒いズボン、金色の十字架のネックレスとキメッキメにしていた

なんでこんなにキメッキメにしているかは分からなかったが、
会うのが少し楽しみなことはわかった
Sou
Sou
維譜いぶさんか……
マッチングした男性は年が近くて神秘的な雰囲気があった

名前は維譜さん。名字は書いていなかった
東京都内在住で26歳らしい

初めてアプリで出会った人と会うからすごくドキドキする
怖いのかもしれない……でも楽しみの気持ちが勝っている気がした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少し雲がある青い空の下、都内のカフェでスマホをいじりながら維譜さんを待つ
カフェの中は居心地がいい温度で、テーブルの角に花が生けてあっていい雰囲気だった
綺麗なお花をスマホに収めてカシャっとシャッター音が鳴ったその時
Eve
Eve
あ……そうさんですか…?
Sou
Sou
あ、はい!
お花の写真撮ってたのバレたかな、引かれたかな、なんて思って維譜さんの方をちらっと見る
よく見てみると写真よりもずっと綺麗でかっこよかった。
心臓の鼓動が脳に伝わって来てより一層恥ずかしくなった
紅茶色の髪の毛と瞳、同じ色の長くて綺麗なまつげ。
肌は雪のようで、写真の数倍は綺麗に見えた

そして何より声がカッコいい


ふわふわしているようで優しい声色だった
どこかで聞いたことがあるようにも思えたが気のせいだろう
Eve
Eve
僕がじっと見つめていたことを不思議に思ったのか、維譜さんが首を傾けると、
紅茶色の長めの髪の毛がサラッと動いて綺麗な瞳がよく見えた
店内の光が目にさしてキラキラ輝いていて引き込まれそうだった
Eve
Eve
あ、奏さんっ!
という声が聞こえて維譜さんの視線の先を辿るとまるでスローモーションのように
空中に浮かぶ溢れかけの水が入ったグラスが見えた
その後ろには焦った顔の女性の店員さん
頭に冷たいものを感じると店員さんの凄い勢いで謝る声が聞こえた

この状況から考えると、
僕は店員さんの持っていたグラスの中の水を頭からかぶったということ
店員
うわぁああ!すみません!!ごめんなさい!!
Sou
Sou
あ、大丈夫ですから…!謝らなくていいです!
店員さんの声に驚いてか、店内の殆どの人がこちらを向いていた
僕が来ていた紺色のシャツはビショビショで透けていて髪の毛とまつげからは水が滴っている
髪の毛から水が落ちているのが少し鬱陶しくて前髪をかきあげて溜息をついた
何故か視線を感じ、そちらに顔を向けるとさっきの店員さんがぼーっとこっちを見ていた
Sou
Sou
あの……?
店員
え………?いやっ!なんでもないです…!今タオルをお持ちしますね!
Sou
Sou
いや、気にしないでください!!大丈夫ですから……ね?
店員
は、はいぃぃ……
僕がニコッと笑って見せると店員さんは何故か頬を赤らめて
厨房の方に小走りで去っていった
Eve
Eve
奏さん……!ちょっといいですか?
Sou
Sou
え……?
そう言って維譜さんは僕の手をグイッと引いた
体が傾いてバランスを崩したが、そんなこと気にしている暇もないくらい強い力だった
維譜さんが走ると自然と僕の足も動いて引きずられるように店を後にした
Sou
Sou
ちょっ……待ってください!早いです……!
僕の声も虚しく維譜さんは爆速で道を走る
その横顔は












ほんのり赤かった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
衣舞
衣舞
はい!衣舞です!
衣舞
衣舞
なんか凄い展開早くね?と思った画面の前の皆様、
衣舞
衣舞
気のせいです(圧)
衣舞
衣舞
ここまでスクロールお疲れ様でした!
衣舞
衣舞
ばいばい!